遠藤周作『善人たち』 (新潮社、2022年) マリア・クララ(カトリック麹町教会所属) 本を手に取って先ず感激したのは、表紙だった。舟越保武氏の「聖クララ」 舟越氏の作品が好きで展覧会に行く。 本の表紙にな Continue reading
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遠藤周作『善人たち』 (新潮社、2022年) マリア・クララ(カトリック麹町教会所属) 本を手に取って先ず感激したのは、表紙だった。舟越保武氏の「聖クララ」 舟越氏の作品が好きで展覧会に行く。 本の表紙にな Continue reading
奥村一郎『祈り』 (女子パウロ会、1974年初版、2018年改訂) 聖イグナチオ教会案内所 私は、四ツ谷駅から徒歩二分の所にあるカトリック麹町聖イグナチオ教会内の聖イグナチオ教会案内所で働いています。主に、 Continue reading
今月の特集に寄せて、近年、著書やSNSを通じて、積極的に発信を続けていらっしゃる、片柳弘史神父(イエズス会、カトリック広島教区宇部教会)にお話を聞きました。ちょうど、この7月発行された『何を信じて生きるのか』(PHP研究 Continue reading
鈴木浩『小学生が描いた昭和の日本』 (石風社、2750円、A5判並製カラー339頁、2022年1月20日発行) 中村恵里香(ライター) 西武園ゆうえんちで昭和の街が再現されたり、今昭和ブームが巻き起こってい Continue reading
佐藤真理子 そのように、わたしはあなたを怒らず、あなたを責めないと、わたしは誓う。たとえ山が移り、丘が動いても、わたしの真実の愛はあなたから移らず、わたしの平和の契約は動かない。――あなたをあわれむ方、主は言われる。 ( Continue reading
知識も意識も一新させなくては…… 戦争というものを、無意識のうちに過去の中に閉じ込めようとしていた心の傾きが打ち砕かれた、今春でした。冬季オリンピックの終幕を待っていたかのように始まったロシアのウクライナへの軍事侵攻。大 Continue reading
鵜飼清(評論家) 戦後77年目の2022年の夏は、猛暑が続くやけに暑い夏だった。コロナにロシアのウクライナ侵攻と、世の中はいやなことが続いている。安倍元総理の暗殺は、日本の戦後史を顧みなければならない課題をも残した形にな Continue reading
古谷 章 二つの「77年」 今年は戦後77年になる。しかし、明治維新から「終戦」までも同じく77年だったということに思い当たった時、俄かには信じられず、大げさに言えば衝撃だった。というのも明治維新以来の日本は、言うまでも Continue reading
中村恵里香(ライター) 第二次世界大戦を体験した人たちが亡くなっていく中で、戦争の記憶をどう残していくのかはさまざまな形で問題視されています。「映画で発見」の中でも、映画化されたナチス・ドイツの映画を数本取り上げてきまし Continue reading
平和と安心の鑑としてのマリア 8月は真ん中の15日に「聖母の被昇天」の祭日があります。それが終戦の日であることは、わたしたちにとってつねに重く、深いメッセージであり続けますが、今年は聖母マリアの姿に思いを向ける特集としま Continue reading
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