「あんぱんまん」に思う

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト) 年初の能登半島地震で被災された方々の厳しい生活を思うと、心痛む毎日です。いち早く被災者にパンを届けた製パン会社が、SNSで「リアルアンパンマン」と呼ばれていました。アン Continue reading


一本の鉛筆から

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト)  私は今、数独に嵌っています。数独の問題集を解くには、鉛筆と消しゴムが必須アイテムです。鉛筆で数字を書くと、六角形の鉛筆の握り心地のよさ、木材の感触、芯の滑らかさが、五 Continue reading


くまさん くまさん

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト)  今年は、熊の被害が相次ぎました。人里へ出没するアーバンベアは、狂暴だと思われていますが、熊には熊の言い分をありそうです。どんぐりの不作のみならず、人と獣の住処を分ける Continue reading


ピンピン、ひらり

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト)  散歩の途中の道端や小さな草叢で、様々な秋の花に出会います。ススキ、アキノノゲシ、セイダカアワダチソウ、フジバカマなどの背の高い草の花、トネアザミ、オミナエシ、ツリフネ Continue reading


それぞれの生き方

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト) 今年は暑い夏が長く続きましたが,ようやく秋の訪れを感じられるようになりました。 美しい月の光と集く虫の声に、しみじみと秋を感じ、わが身の来し方、行く末に思いを巡らせるこ Continue reading


大地の物語

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト) 伊豆半島はユネスコ世界ジオパークに認定されました。フィリピン海プレートが本州の下に沈み込むところで、2000万年前から活発な火山の活動があり、半島となりました。伊豆には Continue reading


生(しょう)の始めに暗く 死の終わりに昏(くら)し

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト)   8月は、死者が身近に感じられる時期です。旧盆には、祖霊が家に帰ります。また、この世に怨念を持った死者が現世に現れる怪談がよく語られます。生死を思うこの時期 Continue reading


時をかける絵本と私の想い

 千葉希代子(絵本セラピスト®) 私が生まれ育ったところは、西武新宿線の下井草駅から徒歩20分くらいのところでした。 当時、駅の周りは家や建物も少なく、小麦畑やキャベツ畑があり、その先に教会の尖塔が見えておりました。その Continue reading


絵本の中の大切な仲間

 三條真史(絵本セラピスト)  だんだんと雨の日が増えてきて、室内で過ごす機会が多くなってきたかと思います。雨に対してはそれぞれの捉え方があると思いますが、私はふと立ち止まる時間をくれるなと思うことが多いです。絵本をじっ Continue reading


風の行方

伊藤一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト) 新緑のさわやかな季節となりました。風薫るという季語は、若葉の中を吹き渡るさわやかな風を表しています。夏のはじめの風は、薫風、若葉風、青嵐など様々な名前を持っています。心地 Continue reading