特集81 ベトナムの人々と文化への新たな扉

穏やかな、大きな隣人 アジアの隣人たちを知っていこう、という展望のなか、今回はベトナムに目を向けます。東南アジアの括りに入る国ですが、中国との関係を基軸に国を形成してきた、古い文明国という意味では、日本と好対照の存在でも Continue reading


シスターによる無料の鍼灸院 「聖心(みこころ)治療院」に潜入してみた

日本における聖母マリアの出現地として、カトリック信者の間で巡礼地として名高い島根県の津和野町。人口7,000弱のこの小さな町で昨年12月、1人のカトリックのシスター、マリア・マグダレナ・レ・ティー・ミーリンさんが無料の鍼 Continue reading


ベトナム戦争3部作

中村恵里香(ライター) 今の60代後半から上の世代の人々は、青春時代に60年安保、70年安保を生きてきた人々ですが、その人たちの青春時代の印象的なものとしてベトナム戦争があると思います。そのベトナム戦争の事後について長い Continue reading


ベトナムから来た人々、そして歴史との出会い

石井祥裕(上智学院編『新カトリック大事典』編集実務委員) 今回、ベトナムがテーマになっているなか、ある不思議なギャップに気づかされています。日本のカトリック教会に身を置いていると、ベトナム人の方々と知り合う機会があちらこ Continue reading


「出かけていく」への呼びかけ~~グエン・ヴァン・トアン神父(イエズス会)インタビュー〈前編〉~~

今回は、日本で働くベトナム人司祭、イエズス会のグエン・ヴァン・トアン神父にお話を伺いました。神学部で学ばれていたころに同級生だった、編集部メンバーとは、久しぶりの再会です。トアン神父の生い立ちに始まり、イエズス会入会への Continue reading


「出かけていく」への呼びかけ~~グエン・ヴァン・トアン神父(イエズス会)インタビュー〈後編〉~~

(前半はこちらです)   鎌倉からや山口へ ――2013年に日本に来て、中間期はどちらに行かれたのですか? 中間期の最初の丸1年は鎌倉、十二所の黙想の家でした。その後山口に派遣されましたが、私にとって鎌倉の1年 Continue reading