鵜飼清(評論家) (前編はこちらです) 安倍能成さんの「平和」への希求 ユネスコの「平和のために社会科学者はかく訴える」という声明を読んで、「平和問題談話会」がつくられるとき、安倍能成さんを中心にして組織さ Continue reading
投稿者: natsuki
白和えに学ぶ「平和」
マリア・キアラ(カトリック麹町 聖イグナチオ教会) 夕飯を食べながら、ニュースキャスターが「戦後78年」と読み上げる声をぼんやりと聞いていた。耳を覆いたくなるような事件や犯罪は日々起こっているけれど、それでも日本は平和だ Continue reading
悪はなぜ存在するか~~平和旬間2023の宮台真司氏の講演を聞いて
山田真人(NPO法人せいぼ理事長) 2023年8月12日、カトリック関口教会にて平和旬間の活動の一つとして、社会学者の宮台真司氏の「悪はなぜ存在しているか」の講演がありました。平和旬間は、1981年に来日した教皇ヨハネ・ Continue reading
「平和をわたしたちに」~~「主の平和」とともに45年
石井祥裕(AMOR編集部) 「あなたにとって平和とは?」……この問いかけを自分に差し向けたとき、やはり、「主の平和」のことを書かないわけにはいかない、と感じさせられました。ここでは、一カトリック信者として、聞いてきたこと Continue reading
Doing Charity by Doing Business(4)
山田真人 前回の記事では、「第三の場所」という言葉を使って社会学的に教会の役割を考えてみました。その中の具体例として、典礼における侍者(カトリック教会のミサで司祭の手伝いをする人のこと)という役割が子どもたちに与える教育 Continue reading
憩いの小箱(16)黒猫に癒しだけ求めた結果
Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区) 海岸の緑地公園は 地域猫がいる猫スポットのひとつ ひさしぶりに猫を見にきた さっそく黒猫が近づいてきた しかし黒猫はベンチの影にちょっとだけ佇んで すぐに浜辺の草 Continue reading
Doing Charity by Doing Business(3)
山田真人 前回の記事では、ワールドユースデイの準備会で訪れたリスボンでの体験をもとに、ヨーロッパと日本のカトリックの姿の比較を通して、日本独自のカトリック教会のあり方について考えてみました。 また、その具体的な活動者とし Continue reading
憩いの小箱(15)第五福竜丸のその後
Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区) 第五福竜丸は1954年3月に水爆実験に遭遇、被災した。 今では、ちょっと考えられないが、当時の文部省は学術研究のためとして、 この船を買い上げて、第五福竜丸は19 Continue reading
特集81 ベトナムの人々と文化への新たな扉
穏やかな、大きな隣人 アジアの隣人たちを知っていこう、という展望のなか、今回はベトナムに目を向けます。東南アジアの括りに入る国ですが、中国との関係を基軸に国を形成してきた、古い文明国という意味では、日本と好対照の存在でも Continue reading
シスターによる無料の鍼灸院 「聖心(みこころ)治療院」に潜入してみた
日本における聖母マリアの出現地として、カトリック信者の間で巡礼地として名高い島根県の津和野町。人口7,000弱のこの小さな町で昨年12月、1人のカトリックのシスター、マリア・マグダレナ・レ・ティー・ミーリンさんが無料の鍼 Continue reading