石川雄一(教会史家) 頭巾を思わせる模様の入ったフランシスコ会の修道服風の茶色のボトルに、チングルム(腰帯)のような縄、歴史上の写本のような説明文が書かれたフランジェリコというお酒をご存じでしょうか。フランジェリコ(Fr Continue reading

石川雄一(教会史家) 頭巾を思わせる模様の入ったフランシスコ会の修道服風の茶色のボトルに、チングルム(腰帯)のような縄、歴史上の写本のような説明文が書かれたフランジェリコというお酒をご存じでしょうか。フランジェリコ(Fr Continue reading
『アケメネス朝ペルシア――史上初の世界帝国』阿部拓児:著、中公新書、2021年定価:968円(税込み) 280ページ 旧約聖書を読んでいると、古代オリエント史に関する知識が必要な個所が度々登場します。アジア(中東)と Continue reading
石川雄一(教会史家) キリスト教は主に、カトリック教会、東方教会、プロテスタントの三系統に分類できます。それらをより細かく分けるならば、東方教会は正教会と非カルケドン派に分けることができ、さらに正教会をロシア正教やギリシ Continue reading
石川雄一(教会史家) ヨハネ福音書によると、イエス様が最初に現わされた「しるし」はカナの婚宴の場で水をワインに変えた奇跡でした(ヨハ2・1~11)。 ガリラヤのカナで開かれていた婚宴には聖母マリアが招待されており、弟子を Continue reading
『天皇と法王の架け橋 軍服の修道士 山本信次郎』皿木喜久:著、産経新聞出版、2019年定価:1890円 264ページ 2023年は、先月AMORで特集した遠藤周作と同じ年に生まれた司馬遼太郎の生誕100周年にあたりま Continue reading
『王の没落』イェンセン:著、長島要一訳、岩波文庫、2021年定価:1,122円 412ページ 石川雄一(教会史家) 英文学といったらシェイクスピアやディケンズ、ドイツ文学といったらゲーテやトマス・マン、 Continue reading
ベネディクト会、フランシスコ会、ドミニコ会、イエズス会など、カトリック教会には様々な修道会があります。そんな修道会の一つ、カルトジオ会(Ordo Cartusiensis)をご存知でしょうか。2014年に日本でも公開され Continue reading
『大使が語るジョージア: 観光・歴史・文化・グルメ』ティムラズ・レジャバ、ダヴィド・ゴギナシュヴィリ:著、星海社新書、2023年定価:1,540円 192ページ 石川雄一(教会史家) 今月のAMORはジ Continue reading
石川雄一(教会史家) 最古のキリスト教地域、西アジア ローマ帝国がキリスト教を受け入れ始めた4世紀前半、西アジアのコーカサス(カフカス)地方ではキリスト教を国教とする国が現れました。アルメニア王国とイベリア王国です。 伝 Continue reading
皆さんはワイン発祥の地はどこがご存知でしょうか? ワインの産地というとボルドーやシャンパンで有名なフランス、パスタやピッツァに合わせたいイタリア、カヴァやテンプラニーリョなど安くて美味しいワインを生産するスペイン、前回紹 Continue reading
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