“生きざま”があかし カトリック教会には聖人とされている人が数多くいて、信者は洗礼を受けるときに、聖人の名を洗礼名(霊名)として受けるのが慣例となっています。そのように、ある優れた人をその宗教性において尊敬することは、「 Continue reading
カテゴリー: 特集
わが友、洗礼者ヨハネ
匿名希望(カトリック立川教会 信徒) 私は2022年、27歳のときにカトリック立川教会で受洗し、洗礼者ヨハネの洗礼名をいただきました。今回は、私と洗礼者ヨハネの出会い、そして私の受洗の経緯をお話させていただきます。 洗 Continue reading
聖人 マザー・テレサとは
フランシスコ・ザビエル 野田 哲也(カトリック調布教会) 私たちは、マザー・テレサという人をどのように知っているのだろうか。あまりにも名前が有名なゆえ、そのようなことを深く考えたことはないのではないだろうか。マザー・テレ Continue reading
日本二十六聖人が遺した静かな証しの道
Minori M C(Japan Christians Vox) 子ども時代の記憶 小学生の頃、父と殉教について話した記憶がある。またキリシタン弾圧のような迫害の時代が来たらどうしようかとの私の問いに、父はこんなふうに答 Continue reading
イグナチオの生き方から学ぶこと
K.S. はじめに 皆さんは、「イグナチオ・デ・ロヨラ」という人物を知っているでしょうか。彼は、イエズス会という男子修道会の創立者であり、カトリック教会における聖人です。日本におけるイエズス会の活動は、上智大学の創立にか Continue reading
キャンピオンとウォーと私
立﨑太悟(上智大学文学部生) 窓からかすかに漏れてくる月明かりのもとで、スコッチを片手に頁をめくる。本を読んでいると、なぜだろうか、本の世界に没入し本の世界に浸かるのではなく、日常の出来事の思い出が頭の中にぷかぷかと浮か Continue reading
特集79 レバノンという国に学ぶ
アジアの西端からの問いかけ 今回は西アジア、レバノンという国に注目してみます。なぜ? そんな思いに駆られるかもしれません。日本の歴史とはほとんど関係のなかった国の一つといえる国です。単純に、教会仲間にレバノンの方がいるこ Continue reading
レバノンのキリスト教諸教派
石川雄一(教会史家) キリスト教は主に、カトリック教会、東方教会、プロテスタントの三系統に分類できます。それらをより細かく分けるならば、東方教会は正教会と非カルケドン派に分けることができ、さらに正教会をロシア正教やギリシ Continue reading
インタビュー:レバノンとは、どのような国ですか? ――お国柄、歴史、キリスト教について――
このたび、同じ教会に所属する、レバノン出身、カトリーヌ・ファクリさんにインタビューを行い、その国と歴史、キリスト教の様子について、いろいろとお聞きしました。アラビア語でのお話を日本人である夫君に通訳していただいたものです Continue reading
カトリック教会のレバノンへの眼差し~~シノドスと教皇メッセージの動向~~
AMOR編集部 カトリック教会には、第2バチカン公会議(1962~65年)後、この公会議の精神を継続すべく、シノドスと呼ばれる世界代表司教会議が定期に、また臨時に行われています。その会議での討議を踏まえて、ローマ教皇は、 Continue reading