中村恵里香(ライター) 私が遠藤周作という人の名を初めて意識したのは、小学校3年生の11月でした。なぜ、くわしく覚えているのかというと、その日、わが家では一番下の弟がまさに生まれようとしている日だったからです。産気づいた Continue reading
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中村恵里香(ライター) 私が遠藤周作という人の名を初めて意識したのは、小学校3年生の11月でした。なぜ、くわしく覚えているのかというと、その日、わが家では一番下の弟がまさに生まれようとしている日だったからです。産気づいた Continue reading
鵜飼清(評論家) ぼくが遠藤周作さんを特に意識し始めたのは、岳父の上総英郎(文芸評論家)に拠るところが大きい。上総本人から遠藤周作についての話を聞いたりしたことはあまりないのだが、遠藤作品の評論などを読むうちに遠藤周作に Continue reading
晴佐久昌英(東京教区司祭) キャサリン「でも兄さんは自分の善意や理想主義が相手をどんなに重くし、どんなに傷つけるかを、考えたことがあるの。一度でも。ジェニーがその犠牲者よ。そして、ひょっとすると日本人も……。」 (遠藤周 Continue reading
関野美穂(日本近現代文学研究者) 「日本キリスト教芸術センター」は、遠藤周作先生が、遠山一行先生らと共に創設した、「キリスト教作家たちの勉強会」である。(詳しくは「遠藤周作氏と日本キリスト教芸術センター」を参照されたい。 Continue reading
AMOR編集部 遠藤周作というと、小説、歴史小説、聖書に関する著作などの業績が中心ですが、もう一つの大きな活躍の場が月刊『あけぼの』誌(聖パウロ女子修道会)上での対談集でした。往時、同誌そのものの象徴とも感じられた企画で Continue reading
倉田夏樹(南山宗教文化研究所非常勤研究員、立教大学日本学研究所研究員、 同志社大学一神教学際研究センター・リサーチフェロー) 全能・永遠の天主、 われは御訓戒(おんいましめ)を破れる身にて 功も徳もなき者なれども、 限な Continue reading
倉田夏樹(南山宗教文化研究所非常勤研究員、立教大学日本学研究所研究員、 同志社大学一神教学際研究センター・リサーチフェロー) *前回の記事はこちらです。 長崎カトリックの信仰的な魂の故郷 それでは、長崎的カ Continue reading
アジアとヨーロッパのはざまで 「ジョージア」と聞いて、わたしたちは、普通には缶コーヒーやアメリカの州のことを連想するかもしれません。しかし、これは今や一つの国の名前でもあります。コーカサス(英語読み)あるいはカフカス(ロ Continue reading
「中東」「西アジア」ということば 気になる「オリエント」「東洋」 (調べ・構成:AMOR編集部)
石川雄一(教会史家) 最古のキリスト教地域、西アジア ローマ帝国がキリスト教を受け入れ始めた4世紀前半、西アジアのコーカサス(カフカス)地方ではキリスト教を国教とする国が現れました。アルメニア王国とイベリア王国です。 伝 Continue reading
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