縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~15.竪穴式住居(縄文中期)の内と外をめぐって

森 裕行(縄文小説家) 15.竪穴式住居(縄文中期)の内と外をめぐって  2歳の時に人生最初の記憶がいくつか残っている。日光東照宮の参道だと思うが、歩きにくい砂利道を歩く違和感、そして山門の怖い仁王像を見て泣き出し、母親 Continue reading


フランツィスカーナー

石川雄一 (教会史家) 修道院とビールというと、以前紹介したこともある「シメイ」に代表されるようなベルギーのベネディクト会系のビールがすぐに思い浮かびます。ですが、ベルギー以外の国やベネディクト会系以外の修道会に起源を有 Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~ ⑭ヒスイから垣間見る魂への想い

   森 裕行(縄文小説家) 14.ヒスイから垣間見る魂への想い 6歳のころだったか、隣の祖父母の家で近所の友達と祖母で語り合っていたが、緑色が急に話題になった。祖母が緑のことをアオと言ったのだ。「みどりだよ!」学校でも Continue reading


花咲くところに

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト) 街角の小さな花壇に、色とりどりの花が咲いています。春の町は花の町です。終戦後の瓦礫の街を、花のあふれた街へとの希望を託して作られた歌、花の街(江間章子作詞 団伊玖磨作曲 Continue reading


『中世哲学入門――存在の海をめぐる思想史』

山内志郎『中世哲学入門――存在の海をめぐる思想史』 ちくま新書、2023年、1150円+税 石川雄一 (教会史家) 『中世哲学入門』というタイトルを聞いて皆様はどのような本を思い浮かべるでしょうか。「中世における哲学の歴 Continue reading