森 裕行(縄文小説家) 17.縄文人の時と祈り 先日、8歳の子供に引っぱりまわされる地元の縄文遺跡散歩を楽しんだ。「この縄文遺跡は5000年ほど前の……」と説明して頷いてくれるのは大人であるが、子供は Continue reading
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森 裕行(縄文小説家) 17.縄文人の時と祈り 先日、8歳の子供に引っぱりまわされる地元の縄文遺跡散歩を楽しんだ。「この縄文遺跡は5000年ほど前の……」と説明して頷いてくれるのは大人であるが、子供は Continue reading
森 裕行(縄文小説家) 16.柄鏡型敷石住居と「わび・さび」 緑が力を増してきた2024年5月14日の夕方。多摩センター駅近くの都埋文の縄文の森を尋ねた。西から苑内に入るとすぐに柄鏡形敷石住居が迎えてくれる。何か茶 Continue reading
森 裕行(縄文小説家) 15.竪穴式住居(縄文中期)の内と外をめぐって 2歳の時に人生最初の記憶がいくつか残っている。日光東照宮の参道だと思うが、歩きにくい砂利道を歩く違和感、そして山門の怖い仁王像を見て泣き出し、母親 Continue reading
森 裕行(縄文小説家) 14.ヒスイから垣間見る魂への想い 6歳のころだったか、隣の祖父母の家で近所の友達と祖母で語り合っていたが、緑色が急に話題になった。祖母が緑のことをアオと言ったのだ。「みどりだよ!」学校でも Continue reading
(縄文小説家 森 裕行) 13.トイレの神様をめぐって 「トイレの神様」は植村花奈さんが紅白歌合戦で歌って人気を博したヒット曲である。トイレには綺麗な女神様がいて、毎日掃除をすると美人になれるという伝承をベースに、祖母の Continue reading
森 裕行(縄文小説家) 12.縄文時代の聖水 青春時代に覚えた歌は、その後の人生にまで影響を与えるようだ。私は川にまつわる歌で、「赤い鳥」が歌っていた「河」が好きだ。 河よ私を流しておくれ 河よ満(みつ)ることのな Continue reading
森 裕行(縄文小説家) 11.縄文時代の灯火(ともしび) 微かな風で揺らぐ灯火を見ていると心が癒される。何か大切な生命(いのち)のように見え、見ているだけで自分にありのままになり優しい気持ちになれる。 そんな灯火を消 Continue reading
森 裕行(縄文小説家) 10.生命(いのち)を頂いて生きる 食事と排泄は私たちが生きものであることを実感する行為である。最新の生物学の成果によると。人は不要になった細胞等を破壊し排泄する。そして、それを補うかのように Continue reading
森裕行(縄文小説家) 縄文時代に自己贈与型の統合された地母神信仰があり、それが厳しい時代を生き抜く糧となっていたのではないだろうか。 9.縄文時代人の信仰 どんな時でも健やかに生きるためには、哲学や宗教といった『何のた Continue reading
森裕行(縄文小説家) 災害は私たちの心配事であるが、縄文時代の祖先たちは一万年以上の歴史の中で様々な災害に出会い生き延びてきた。その経験や意味を振り返ってみよう。 8.災害の中でも命を紡ぐ 山梨県南アルプス市ふるさと文化 Continue reading
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