「罪とゆるし」について―小説『塩狩峠』を手がかりに―

K.S. はじめに 「罪とゆるし」というテーマから、私が小学生の時に読んだ小説『塩狩峠』を思い出したので、今回題材として取り上げてみたいと思います。 ご存知の方も多いと思いますが、この小説は、1900年代初頭の北海道を舞 Continue reading


神への信仰 ヘブライ人への手紙11章1節

佐藤真理子 信仰とは望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。 (ヘブライ人への手紙11章1節) 今月は宗教改革記念日があります。宗教改革者としてもっとも有名なルターは、救われるために必要なのは「信仰のみ」 Continue reading


特集83 旅の思い出――多彩なインパクト

日常の中のアドベンチャー 2023年はさながら旅行復興の年のようです。新型コロナウイルス感染予防のため慎重な行動は必要とされつつも、外的な行動制限は解かれ、感染対策と自由行動に関して一人ひとりが慎重に感染対策には取り組み Continue reading


「神は一つだ。信じ方がちがうだけだ」―あるロシア人の宗教観―

清水 真伍 上智大学の外国語学部ロシア語学科を卒業後、私は水産商社に就職し、ロシアからのサケやイクラ、カニの輸入業務を担当した。入社二年目、私は商談や商品サンプルの検品のためサケ漁のシーズンである7月から8月にかけて極東 Continue reading


全ての出会いと出来事に感謝の気持ちを込めて

深川信一(サレジオ会神学生) 7月30日からWYD(ワールドユースデー) inリスボンに参加してきた。その時の思い出を振り返りたい。当初、参加をかなり悩んでいた時があったが、この機会が次に来るか分からないことなど色々踏ま Continue reading


旅を通して招かれるもの

K.S. 新型コロナウイルス感染症の拡大による行動制限も緩和され、旅に出かけてゆきやすい日常が戻ってきました。旅は、日常から離れ、自分の知らなかった価値観や思いに触れることができる出会いの場であると感じています。その経験 Continue reading