K.S. はじめに 「罪とゆるし」というテーマから、私が小学生の時に読んだ小説『塩狩峠』を思い出したので、今回題材として取り上げてみたいと思います。 ご存知の方も多いと思いますが、この小説は、1900年代初頭の北海道を舞 Continue reading
投稿者: natsuki
Doing Charity by Doing Business(6)
山田真人 前回の記事では、チャリティという言葉の意味と歴史的意義について、アイルランドを例に挙げてご紹介しました。また、贈与行為の社会的な影響力についても、世界寄付指数やアメリカの先住民のチョクトー族の例から見てきました Continue reading
神への信仰 ヘブライ人への手紙11章1節
佐藤真理子 信仰とは望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。 (ヘブライ人への手紙11章1節) 今月は宗教改革記念日があります。宗教改革者としてもっとも有名なルターは、救われるために必要なのは「信仰のみ」 Continue reading
いきること
あき(横浜教区) 今日お話しするのは、もしかしたらカトリックの信仰とは少し離れているのかもしれません。 70歳に近づき、生物としての終焉を迎えつつあるわたしにとって、「なんで生まれたのだろうか」「生きるとはどういうこと」 Continue reading
特集83 旅の思い出――多彩なインパクト
日常の中のアドベンチャー 2023年はさながら旅行復興の年のようです。新型コロナウイルス感染予防のため慎重な行動は必要とされつつも、外的な行動制限は解かれ、感染対策と自由行動に関して一人ひとりが慎重に感染対策には取り組み Continue reading
「神は一つだ。信じ方がちがうだけだ」―あるロシア人の宗教観―
清水 真伍 上智大学の外国語学部ロシア語学科を卒業後、私は水産商社に就職し、ロシアからのサケやイクラ、カニの輸入業務を担当した。入社二年目、私は商談や商品サンプルの検品のためサケ漁のシーズンである7月から8月にかけて極東 Continue reading
ブダペシュトに恋して
匿名希望 久しぶりの海外旅行でした。今年の8月、私は大人の短い夏休みを利用して主人と二人でハンガリーへ行ってきました。その思い出話といいますか、旅の分かち合いを少しだけさせていただきます。 「何でハンガリー?」周りの人に Continue reading
全ての出会いと出来事に感謝の気持ちを込めて
深川信一(サレジオ会神学生) 7月30日からWYD(ワールドユースデー) inリスボンに参加してきた。その時の思い出を振り返りたい。当初、参加をかなり悩んでいた時があったが、この機会が次に来るか分からないことなど色々踏ま Continue reading
ロヨラへの旅
むろ 「ロヨラに行きたい。」 カトリック信者である妻がそういったとき、無宗教の私は「ろよら」と呆けた声で繰り返すのが精いっぱいであった。 2023年8月、スペインはバスク地方を目的地にした新婚旅行、ビルバオという都市を拠 Continue reading
旅を通して招かれるもの
K.S. 新型コロナウイルス感染症の拡大による行動制限も緩和され、旅に出かけてゆきやすい日常が戻ってきました。旅は、日常から離れ、自分の知らなかった価値観や思いに触れることができる出会いの場であると感じています。その経験 Continue reading