井上洋治神父の生涯と著作


※『余白の旅――思索のあと』、『井上洋治著作選集』10所収「井上洋治著作一覧」、新カトリック大事典電子版等を参照。

 

生涯
  • 1927年3月28日 神奈川県津久井郡に生まれる。
  • 1939年4月 府立四中(現東京都立戸山高校)に入学。
  • 1943年4月 旧制東京高等学校(理科甲類)に入学。
  • 1945年4月 東京工業大学(窯業学科)入学、のち中退。
  • 1947年4月 東京大学文学部西洋哲学科に入学。
  • 1948年3月27日 イエズス会のデュモリン神父から受洗。洗礼名「十字架のヨハネ」。
  • 1950年3月 東京大学文学部西洋哲学科を卒業。
  • 6月初旬 フランスでカルメル修道会に入るため、横浜港を出航。遠藤周作と出会う。
  • 7月初旬 マルセイユに到着。ボルドー近郊ブリュッセ村にカルメル会修道院に入る。
  • 10月末 誓願宣立。タラスコン近郊プッティ・カストレの修道院に移り、司祭課程に入る。
  • 1953年10月 リヨンの修道院に移り、リヨン・カトリック大学で中世哲学を学ぶ。
  • 1954年夏 ローマのカルメル会創立のインターナショナル・カレッジで神学を学ぶ。
  • 1955年夏 フランス北部リールの修道院に移る。
  • 1957年10月 イエスの福音をとらえ直して日本の人たちに伝えたいとの志をもってカルメル会を退会。
  • 11月初旬 マルセイユを出航し、11月末、横浜港に到着。
  • 井上洋治神父

    1958年1月 東京教区の神学生として、東京都練馬区関町の東京カトリック神学院の神学科に編入。

  • 1960年3月18日 司祭叙階(東京教区)を受け、カトリック世田谷教会に助任司祭として赴任。
  • 1963年 一般誌『理想』3月号に初論文「キリスト教の日本化」を発表(以後 主要著作は別表参照)。
  • 1962年春 カトリック洗足教会に助任司祭として赴任。
  • 1964年 東京都新宿区信濃町の真生会館に赴任。
  • 1966年 東京都日野市のカトリック豊田教会に主任司祭として赴任。
  • 1970年 東京カトリック神学院に養成者(モデラトール)として赴任、3年間務める。
  • 1976年 真生会館の理事長に就任(1986年まで)。
  • 1986年 「風(プネウマ)の家」を創設、機関誌『風(プネウマ)』創刊。
  • 2010年 「風の家」を後進にゆだね、東京都武蔵野市の高齢者施設に移る。
  • 2014年3月8日 東京都西東京市の病院で死去。

(「風の家」は、ノートルダム清心女子大学教授・山根道公氏によって受け継がれ、機関誌『風(プネウマ)』も継続刊行中)

 

主要著作(初出発行年譜)
  • 1976年 『日本とイエスの顔』(北洋社)
  • 1978年 『私の中のキリスト』(主婦の友社:Tomo選書)
  • 1980年 『余白の旅 思索のあと』(日本基督教団出版局)
  • 1981年 『イエスのまなざし 日本人とキリスト教』(日本基督教団出版局)、『愛をみつける 新約聖書のこころ』(潮文社)
  • 1982年 『新約聖書のイエス像』(女子パウロ会)
  • 1985年 『人はなぜ生きるか』(講談社)
  • 1987年 『キリストを運んだ男 パウロの生涯』(講談社)
  • 1988年 『まことの自分を生きる』(筑摩書房)
  • 1989年 『キリスト教がよくわかる本』(PHP研究所)
  • 1992年 『イエスをめぐる女性たち』(弥生書房)
  • 1983年 『イエスへの旅』(日本基督教団出版局)
  • 1994年 『福音書をよむ旅』(日本放送出版協会)
  • 1996年 『イエスに魅せられた男 ペトロの生涯』(日本基督教団出版局)、『小雀健チャン物語』(聖母の騎士社)
  • 2001年 『法然 イエスの面影をしのばせる人』(筑摩書房)
  • 2003年 『南無の心に生きる』(筑摩書房)
  • 2004年 『アッバ讃美』(聖母の騎士社:聖母文庫)
  • 2005年 『わが師イエスの生涯』(日本基督教団出版局)
  • 2008年 『イエスの福音にたたずむ』(日本基督教団出版局)
  • 2015年 『遺稿集「南無アッバ」の祈り』「井上洋治著作選集」第5巻(日本キリスト教団出版局)
  • 2018年 『日本人のためのキリスト教入門』「井上洋治著作選集」第10巻(日本キリスト教団出版局)
  • 2015~2018年 『井上洋治著作選集』全10巻 山根道公編(日本キリスト教団出版局)

(まとめ・AMOR編集部)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

one × three =