石川雄一(教会史家) 現在のトルコ共和国の面積のほとんどは、小アジアとも呼ばれるアナトリア半島によって占められています。この地に遊牧民族であったトルコ人が本格的に住むようになったのは11世紀後半からであり、それまでの約1 Continue reading

石川雄一(教会史家) 現在のトルコ共和国の面積のほとんどは、小アジアとも呼ばれるアナトリア半島によって占められています。この地に遊牧民族であったトルコ人が本格的に住むようになったのは11世紀後半からであり、それまでの約1 Continue reading
石川雄一(教会史家) 新約聖書に収められている「エフェソの信徒への手紙」は、パウロがエフェス(エフェソスやエフェソ、エペソとも)の教会に宛てた書簡であると伝統的に理解されてきました。聖書学の発展により執筆者や宛先について Continue reading
『ヘボン伝 和英辞典・聖書翻訳・西洋医学の父』岡部一興著、 有隣堂、 1,320円(税込) 2023年8月25日、新書判 ・ 本文224頁、 ひらがな、カタカナ、そして漢字を用いる日本語をアルファベットで Continue reading
石川雄一(教会史家) 10月、カトリック教会ではテレジアという名の二人の偉大な教会博士の聖女を祝います。つまり、10月1日に祝われる小テレジアと、10月15日に祝われる大テレジアです。小テレジアと呼ばれるリジューのテレー Continue reading
『原敬 「平民宰相」の虚像と実像』清水唯一朗:著、中公新書、2021年定価:990円(税込み) 320ページ 日本のキリスト教徒人口は1%程度といわれていますが、首相経験者に限ると、なんと10%以上がキ Continue reading
石川雄一(教会史家) 9月29日にカトリック教会は聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルの祝日を祝います。この祝日は英語では伝統的にMichaelmasと呼ばれており、英国では新年度の始まりを告げる日でした。今日でも、英 Continue reading
石川雄一(教会史家) 2023年のAMORの年間テーマはアジアですが、アジアには日本からインド、アナトリアまで様々なビールの歴史・文化があります。先月に引き続きビールを紹介する今回の「酒は皆さんとともに!」では、東南アジ Continue reading
『エルサレムの歴史と文化――3つの宗教の聖地をめぐる』浅野和生:著、中公新書、2023年定価:1100円(税込み) 320ページ エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラームの聖地です。これらの宗教の信 Continue reading
石川雄一(教会史家) 「夏はビールが美味しい季節だ」という言葉をよく聞きます。確かに、キンキンに冷やした日本の大手銘柄のビールは、夏に清涼感をもたらしてくれます。ですが、世界には、あまり冷やさずに飲む英国のエールやドイツ Continue reading
『古代オリエント全史――エジプト、メソポタミアからペルシアまで4000年の興亡』小林登志子:著、中公新書、2022年定価:1210円(税込み) 336ページ 前回のbook-zoom-inでは、『アケメ Continue reading
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