縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~9.縄文時代人の信仰

森裕行(縄文小説家) 縄文時代に自己贈与型の統合された地母神信仰があり、それが厳しい時代を生き抜く糧となっていたのではないだろうか。 9.縄文時代人の信仰  どんな時でも健やかに生きるためには、哲学や宗教といった『何のた Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~8.災害の中でも命を紡ぐ

森裕行(縄文小説家) 災害は私たちの心配事であるが、縄文時代の祖先たちは一万年以上の歴史の中で様々な災害に出会い生き延びてきた。その経験や意味を振り返ってみよう。 8.災害の中でも命を紡ぐ 山梨県南アルプス市ふるさと文化 Continue reading


縄文時代の 愛と魂~ 私たちの祖先はどのように 生き抜いたか~ 7.子抱き土偶の復元

森裕行(縄文小説家) 約5000年前の八王子市宮田遺跡の土偶は頭部を欠損した土偶であるが、一握りの土塊から復元しさらに欠損した頭部まで復元しようという試みがあった。土偶を通し作者と復元者の対話から縄文人のリアルがあぶり出 Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~6.子抱き土偶2/2~その愛と魂~

森 裕行(縄文小説家) 約5000年前に八王子市の宮田遺跡4号住居址の周溝で発掘された「子抱き土偶」。前回は出産直後の母子像ではないかと推定したが、今回は当時の文化状況などを検討し、さらに土偶のリアルに迫ってみる。 6. Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~5.子抱き土偶1/2~その愛と魂~

森 裕行(縄文小説家) 約5000年前の縄文の母子像が1968年八王子市で見つかった。故・江坂輝彌氏は「……子の母親の抱き方といい、乳児のあどけない表情といい、実に巧みに表現され、この作者は、稀にみる芸術性豊かな人であっ Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~4.旅する縄文人2/2

森 裕行(縄文小説家) 私は旅が好きである。自分の生育史を考えても自分は定住民と言えるだろうかと考える時がある。引っ越しも今まで15回はした。旅行も結構する。今回は10,000年前の栃原(とちばら)岩陰遺跡から見えてくる Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか〜3.旅する縄文人1/2

森 裕行(縄文小説家) 東京のストーンサークルについて前回お話したが、3500年位前にストーンサークルを作り、700年間くらい宗教祭儀を少なくとも冬至のときに行ったということは確かなようだ。さらに出土した土偶が海を渡った Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか〜2.東京のストーンサークル

森 裕行(縄文小説家) 鏡餅が縄文時代の蛇信仰と関わりが深いというお話を前回したが、神奈備型などの山は神山として昔から大切にされていた。有名な神山は三輪山だと思うが、近くの奈良盆地南部の大和三山もそうである。そんな奈良の Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~1.現代に息づく縄文文化

森 裕行(縄文小説家) 息苦しさを感じるこの時代の中で、13,000年続いたとも言われる縄文時代への関心が高まっている。4万年前くらいの洞窟での壁画の出来栄えなどから、今の私たちと心身ともに殆ど変わらないと言われる縄文人 Continue reading