山田真人 前回の記事を始め、連載の一連のテーマとして、NPOが学校の探究活動の時間などを通して教育現場に関わることや、カトリックの信者として教会という「第三の場所」に参加し典礼で奉仕することを取り上げ、それを通してキリス Continue reading
投稿者: natsuki
平和を作り出す人 マタイによる福音書5章9節
佐藤真理子 平和をつくり出す人たちは、さいわいである。彼らは神の子と呼ばれるであろう。 (マタイによる福音書5章9節) 第二次世界大戦が終わってから、実に80年近くが経ちました。日本では戦争を直に体験した人の声は非常に貴 Continue reading
特集82 あなたにとって平和とは?
互いに目覚めているために 太平洋戦争終結から78年という時を数えています。まもなく80年。ベトナム戦争が激しかったころ、「戦争を知らない子どもたち」という自覚をもって叫びを上げた世代も高齢者の域に入りつつあります。その自 Continue reading
⑷ すべての人よ、主をたたえよ
大井靖子 6月29日、聖ペトロ・聖パウロ使徒の祝日の夜、モスクワ中心部にあるカトリック聖母マリア無原罪御宿り大聖堂では、ウクライナ平和問題特使としてバチカンから派遣されたマッテオ・ズッピ枢機卿司式によるミサ聖祭がささげら Continue reading
伊東英朗『X年後』『X年後2』――映画より事件に興味を持ってもらいたい
闇に葬られたビキニ水爆実験の真相に迫る『放射能を浴びたX年後』から3年。高知県室戸市を中心に、各地で継続取材が行われ『X年後2』が生まれた。『X年後』『X年後2』に懸ける思いとはなにか。日本テレビのなかにある南海放送で伊 Continue reading
X年後Ⅲ サイレント・フォールアウト——乳歯が語る大陸汚染
中村恵里香(ライター) 世界で唯一の被爆国は日本と言われていますが、なぜ、原爆は必要なのでしょうか。抑止力になると政治家たちは言いますが、持てば使いたくなるのが兵器ではないでしょうか。その兵器は地球を破壊するほどの威力が Continue reading
平和だからこそ、過去を学びたい
中村恵里香(ライター) ロシアによるウクライナ侵攻があり、改めて平和とはどういうことなのだろうと考えてみました。日本は第二次世界大戦後78年間どこかと戦争をしたこともなく、内戦もない状態です。日本は平和な国だと言われます Continue reading
吉野源三郎さんと「平和問題談話会」のこと(前編)
鵜飼清(評論家) 敗戦直後に「平和問題談話会」が作られた あの時代、つまり先の戦争の時代、第二次世界大戦、アジア・太平洋戦争、大東亜戦争……のころはどんな空気が流れていたのだろうか。1941年12月8日の日本軍による真珠 Continue reading
吉野源三郎さんと「平和問題談話会」のこと(後編)
鵜飼清(評論家) (前編はこちらです) 安倍能成さんの「平和」への希求 ユネスコの「平和のために社会科学者はかく訴える」という声明を読んで、「平和問題談話会」がつくられるとき、安倍能成さんを中心にして組織さ Continue reading
白和えに学ぶ「平和」
マリア・キアラ(カトリック麹町 聖イグナチオ教会) 夕飯を食べながら、ニュースキャスターが「戦後78年」と読み上げる声をぼんやりと聞いていた。耳を覆いたくなるような事件や犯罪は日々起こっているけれど、それでも日本は平和だ Continue reading