土屋至(聖パウロ学園高校「宗教」担当講師、カトリック鶴見教会) 11月25日の東京ドームの教皇ミサにネットから参加申込みをしたのですが、ついに応答がなかったということは、抽選に外れたということみたいです。残念ながら教皇ミ Continue reading
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愛の黄金律
私はキリスト教系の高校で「宗教」という教科を教えているのですが、そこで「愛の黄金律」というのを紹介します。ご存知ですか? これは古今東西を問わず、通じる普遍的な倫理・道徳の原理(Golden Rule)といわれるものです Continue reading
1979年のヨハネ・パウロ2世との教皇謁見
土屋至 私は1979年にローマで開かれたCLC(Christian Life Community)世界大会 Rome’79 に日本の代表として参加した。世界の45カ国から100名以上の参加者による国際会議であった。 この Continue reading
痛快冒険小説「ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 Heroic Legend of the North」を胸躍らせながら読んだ
著者の山浦さんは岩手県大船渡市の町医者。ケセン語訳聖書を書いたことで知られている。その山浦さんがライフワークとしてケセン語訳聖書とともに著したものが、蝦夷の歴史小説だったという。 蝦夷族のよき社会が大和朝廷によって征服さ Continue reading
大人のミサと子どものミサごっこ
土屋至 私の所属する CLC(Christian Life Community)が30年ほど前の夏に中伊豆のユースホステルで全国大会を行いました。CLC についてはいずれ紹介したいと思いますが、いまは「イグナチオ・ロヨラ Continue reading
トランプのキングのモデル
土屋至 トランプの絵柄は16世紀はじめころフランスで定められたが、その人物にはモデルがいるといわれている。しかも聖書に関係する人物が何人かいる。 キングは誰かは想像がつくであろう。ギリシャ・マケドニアのアレクサンダー、ロ Continue reading
イエスのまなざし
土屋 至 聖書を読んでいて、イエスの「まなざし」がとても気になるところが3カ所ある。 1.裏切られ、逮捕される(マタイ26:47~53) 2.ペトロ、イエスを知らないという(ルカ22:54~62) 3.金持ちの男(マルコ Continue reading
ヤコブの二つの祈り
土屋 至 次の二つの祈りを読み比べてみよう。 「神がわたしと共におられ、わたしが歩むこの旅路を守り、食べ物、着る物を与え、無事に父の家に帰らせてくださり、主がわたしの神となられるなら、わたしが記念碑として立てたこの石を神 Continue reading
二つの新しい聖書
土屋至 二つの新しい聖書の翻訳が刊行されているので大枚をはたいて購入した。 一つは、『聖書 新改訳2017』(新日本聖書刊行会訳 いのちのことば社 2017年10月刊)である。この聖書の帯には、 「最新の聖書学に基づく翻 Continue reading
明石順三の悲しすぎる信仰
戦時下に、天皇制ファシズムに最後まで抵抗したのは、日本共産党とともに明石順三と灯台社のグループがあげられる。 明石順三は、1889年生まれ。18歳で渡米。アメリカ滞在中に「ものみの塔(Watching Tower)」に触 Continue reading