歴史上の人物には、後世になって評価の変わることが少なくありません。今、“推し活”という言葉がはやっていますが、人それぞれ、推す人物が異なるのも面白いなと思っています。特に歴女と言われる人たちがどんな歴史上の人物の魅力をを Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
3.300年の時を超えて今に蘇ったシドティ神父
千葉悦子(吉祥寺教会所属・キリシタン史研究者) ジョバンニ・シドティGiovanni Sidoti神父(1667年~1714年) 2014年夏、シドティ神父が突如脚光を浴びる出来事が起きた。 再開発に先立つ発掘調査で、文 Continue reading
セント・ミハエル
石川雄一(教会史家) 9月29日にカトリック教会は聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルの祝日を祝います。この祝日は英語では伝統的にMichaelmasと呼ばれており、英国では新年度の始まりを告げる日でした。今日でも、英 Continue reading
ミャンマー・ダイアリーズ
世界のあちらこちらで内紛が起こっています。そのさきがけが2021年2月1日に起こったミャンマーの軍部による氾濫だったような気がします。アウンサンスーチー氏による民主化の動きが起こって10年、民主化の道を進むと思っていた国 Continue reading
福田村事件
関東大震災から100年を迎える今年、関東大震災から6日目に起こり、日本人のほとんどが知らない事件を扱った映画がドキュメンタリー映画監督として数々の作品を自らカメラをもって作り上げてきた森達也氏の作品「福田村事件」が公開さ Continue reading
縄文時代の 愛と魂~ 私たちの祖先はどのように 生き抜いたか~ 7.子抱き土偶の復元
森裕行(縄文小説家) 約5000年前の八王子市宮田遺跡の土偶は頭部を欠損した土偶であるが、一握りの土塊から復元しさらに欠損した頭部まで復元しようという試みがあった。土偶を通し作者と復元者の対話から縄文人のリアルがあぶり出 Continue reading
2.ローマ・シチリア巡礼9日間
千葉悦子(吉祥寺教会所属・キリシタン史研究者) 12/4訪問地キウザ ーキアラ神父と『沈黙』 Continue reading
生(しょう)の始めに暗く 死の終わりに昏(くら)し
伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト) 8月は、死者が身近に感じられる時期です。旧盆には、祖霊が家に帰ります。また、この世に怨念を持った死者が現世に現れる怪談がよく語られます。生死を思うこの時期 Continue reading
新しいミサの賛歌ついて―「ミサの賛歌」の歴史②:グレゴリオ聖歌の味わい
松橋輝子(東京藝術大学音楽各部教育研究助手、桜美林大学非常勤講師) 2022年11月27日(待降節第一主日)から、新しい「ミサの式次第と奉献文」が実施され、新しいミサの賛歌もまた各教会で歌われ始めてい Continue reading
1.殉教者ジェロニモ・デ・アンジェリス神父を知るまで
千葉悦子(吉祥寺教会所属・キリシタン史研究者) 当サイトに、今年12月予定の「ローマ・シチリア巡礼」を告知させていただきました。 江戸・元和の大殉教400年記念・特別企画 「レンゾ神父と行くローマ・シチリア巡礼9日間」 Continue reading