「宗教改革500年共同記念礼拝」と浦上キリシタン資料館 倉田夏樹(南山宗教文化研究所非常勤研究員) 筆者は長崎から上京し20年になる。 帰省旅行として都合30回以上長崎を訪れたことになるが、 「何度行っても Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
神さまの絵の具箱 21
末森英機(ミュージシャン) 「あなたは、どこにおられるのですか?」「あなたは、何をしていらっしゃるのですか?」「あなたは、なぜ黙ったままで、おられるのですか?」。あなたたちが、思いどおりにならなかったとき、思いもよらない Continue reading
ジョン・W・オマリー著『第2バチカン公会議で起こったのは何か』
前々回紹介した『トリエント――公会議で何が起こったか?』の著者オマリーが2008年に発表した第2バチカン公会議についての書を紹介する。日本では、司教団によって『第二バチカン公会議公文書』の改訂公式訳が2013年に出ており Continue reading
《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 35:ミサ全体が信仰宣言!
ミサ全体が信仰宣言! 答五郎……ミサの信仰宣言で唱える信条についての3回目だね。前回は、ミサの流れ、というか「ことばの典礼」の流れでいうと、聖書朗読で告げられた神のことばに、この宣言をもって応えるという意味があることを見 Continue reading
スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 28
古谷章・古谷雅子 5月25日(木) ブルゴス~オンタナス(1) 歩行距離31.3㎞(巡礼路のみの距離、散策見物などは含まず) 行動時間8時間5分(含休憩、飲食) 今回の行程を予習していると、多くの資料や記録 Continue reading
グレゴリオ聖歌 5
齋藤克弘 カロリング朝フランク王国の政策の一つとして、ガリア典礼とガリア聖歌のローマ化がはかられたわけですが、実際には両方の典礼、聖歌の混合したようなものが広まっていったわけです。楽譜の話でもふれたように、グレゴリオ聖歌 Continue reading
神さまの絵の具箱 20
末森英機(ミュージシャン) 「あなた方はキリストの体であり、また、一人一人はその部分です」(コリントⅠ 12:27) 「神さまのおかげで、わたしは無神論者ですよ」とおっしゃる方がいる。彼の家の前を、いつのころか、同じ時間 Continue reading
ことばの窓 3
(写真提供:中沢恵理) 私達は日頃、自分の足で立っていると思っているが、実は、自分の力のみで立っているのではない。心臓の鼓動が鳴っているのも、自分の意思のみではない。人はそれぞれに何処かが欠け Continue reading
《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 34:ミサで信条が唱えられる意味
ミサで信条が唱えられる意味 答五郎……さて、前回からミサの信仰宣言で唱える信条について考え始めているね。聖子さん、使徒信条を唱えてみてもらえるかな。 聖子……えっ、はい。「天地の Continue reading
スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 27
古谷章・古谷雅子 5月24日(水) マドリッド空港~ブルゴス バス237km 2時間45分 エル・カミーノ(スペイン西部の「聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ」に至るスペイン巡礼の道)の「フランス人の道」を3回に分け Continue reading