遠藤格 ※ 英語で読みたい方はこちらからどうぞ。 ※ 2024年2月21日追記:「置き忘れた共感」より改題し、一部内容を改訂しました。 1.はじめに 聖地で怒りと恐怖に焚きつけられる際繰り返される暴力と破壊 Continue reading
投稿者: natsuki
Doing Charity by Doing Business(9)
山田真人 前回の記事では、光塩女子学院の学習過程を例に挙げ、特別活動の中でNPOとともに支援国について知り、それに自分たちが主体的に取り組めるようになっていくプロセスを紹介しました。チャリティ精神を育むためには、まず既に Continue reading
【新連載】ママのばか(1)私はこうして救われた
片岡沙織 はじめに 4歳になったばかりの我が家の双子の息子たちは、まだ赤ちゃんの面影を残したクリクリの目にいっぱい涙をためて、私に力いっぱい叫びます。「ママのばか!」と。 そんな時、私は冷静にも感心してしまうのです。本当 Continue reading
特集87 教皇フランシスコから教わること
その声を頼りに 2024年、大きな震災と痛ましい空港事故で明けたこの年の最初の特集のテーマとして、昨年末からわたしたちの心に立ち現れてきていたのは、教皇フランシスコです。2022年製作の映画『旅するローマ教皇』が昨秋、公 Continue reading
現代世界に向き合うカトリック教会の姿勢――教皇フランシスコによる教皇庁機構改革に示されるもの
石井祥裕(AMOR編集部) はじめに 2019年11月23-26日、教皇フランスシコの日本訪問は、一般のニュースでも大きく報じられました。この出来事の副産物の一つが日本のメディアでそれまで「ローマ法王」とか「ローマ法王庁 Continue reading
バチカンの優先課題:青年教育と国際開発
山田真人(NPO法人せいぼ理事長) 私は、2020年4月から2023年11月まで、バチカンの組織内の「信徒、家庭、いのちの部署」(現在の日本語訳公式名称「いのち・信徒・家庭省」)に属するInternational You Continue reading
『教皇フランシスコの「いのちの言葉」』を読んで
はるか(宗教科教員) 私は時々、なぜこの人はこんなにも愛を実践できるのだろう、と思うことがあります。例えば、マキシミリアノ・マリア・コルベ神父様(1894~1941年)は、アウシュビッツである男性の代わりに身代わりとなっ Continue reading
呼びかけに対する一人ひとりの応え方―教皇フランシスコ『喜びに喜べ』を手がかりに―(前編)
K.S. はじめに 『喜びに喜べ(原題:Gaudete et exsultate)』は、2018年3月に公布された、教皇フランシスコの使徒的勧告です。邦訳においては、「現代世界における聖性」という副題がつけられています。 Continue reading
呼びかけに対する一人ひとりの応え方―教皇フランシスコ『喜びに喜べ』を手がかりに―(後編)
K.S. (前編はこちらです) はじめに 前編では、教皇フランシスコの使徒的勧告『喜びに喜べ』を手がかりに、「聖性への招き」が一人ひとりに対して向けられているものであることを確認しました。後編では、教皇フランシスコのこれ Continue reading
「共に歩む=教会」――小西広志神父に聞く
石井祥裕(AMOR編集部) 2023年暮れ、東京・世田谷区瀬田のフランシスコ会聖アントニオ修道会に小西広志神父を訪ねてきました。現在、瀬田教会主任司祭で、東京教区シノドス担当者として活躍されています。筆者とは旧知の間柄、 Continue reading