「浦上四番崩れ/浦上キリシタン流配事件」を知るために……図書案内

「浦上四番崩れ」は、徳川幕府のキリシタン禁制下にあった「崩れ」、すなわち潜伏キリシタンの存在が発覚して検挙された一連の事件の四番目の出来事。一番崩れは1790年(寛政2年)、二番崩れは1842年(天保13年)、三番崩れは Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 25:イエスのことばと福音書の「語り」

イエスのことばと福音書の「語り」 答五郎 ……今回は「ことばの典礼」の5回目。前回はミサの中で聖書を朗読する意味をさらに考えて、聖書そのものの根っこに神の「呼びかけ」があるからではないか、ということを考えてみた。 &nb Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 24:はじめに「呼びかけ」があった

はじめに「呼びかけ」があった   答五郎 ……このシリーズ、20回目まではミサの式の第1部「開祭」のことを考えた。そして、21回目からはミサの式の中の「ことばの典礼」について始めている。今回はその4回目。聖書を Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 23:だれが語り、だれのために語るのか?

だれが語り、だれのために語るのか?   瑠太郎……典礼の聖書朗読をとおして神が語る、キリスト自身が語る、ということなのですが、だいぶ飛躍がある言い方なのではないでしょうか。     答五郎… Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 22:神が語る? キリストが語る?

神が語る? キリストが語る? 答五郎……聖書と典礼とのつながりのいちばん特徴的なことは、典礼で聖書が朗読されたり、歌われたりするところにあることは知っているだろうか。その朗読ということの意味なのだが……。   Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 21:「ことばの典礼」を始めよう

「ことばの典礼」を始めよう 問次郎……答五郎さん、お久しぶりです。しばらくお休みしてすみません。ミサの開祭について勉強してきて、いっぱい学んだこともあり、ひと息入れさせていただきました。   答五郎……ああ、そ Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 20:聖霊の交わりの中で

聖霊の交わりの中で   答五郎……さて、集会祈願が開祭をいわば完成させる大事なものだということは見えてきたかな。もう一つ、この祈願の重要さを示すものがあるのだけれど、なんだと思う。終わりのほうで…… &nbsp Continue reading


復活祭:太陽と月が抱き合う、主の過越の祝い

復活祭のもともとの名は「パスカ」。古代教会のギリシア語、ラテン語でそう呼ばれ、その後、フランス語のパックをはじめ大部分のヨーロッパ諸国語もこの系統の名で呼んでいます。そのもとにあるのは、旧約時代(そして後のユダヤ教)の過 Continue reading