そしてサンタ・マリアがいた ―キリシタン復活物語―

明治期に入って、キリスト教信徒が長崎の大浦天主堂で発見された話は、皆さんご存じだと思いますが、この話が映画化されたり、舞台化された話を聞いたことがありませんでした。 そんなお話を長崎の司祭古巣馨氏が舞台化されたことが話題 Continue reading


「浦上四番崩れ/浦上キリシタン流配事件」を知るために……図書案内

「浦上四番崩れ」は、徳川幕府のキリシタン禁制下にあった「崩れ」、すなわち潜伏キリシタンの存在が発覚して検挙された一連の事件の四番目の出来事。一番崩れは1790年(寛政2年)、二番崩れは1842年(天保13年)、三番崩れは Continue reading


津和野乙女峠の高木仙右衛門と守山甚三郎

日本のキリシタンの歴史の中でもっとも大規模な迫害があったのは、実は明治になってからのことであった。明治政府は維新後もキリシタンの禁教令を解かず、名乗りを上げたキリシタンたちを捕縛し、拷問を加えて迫害した。 なかでも「浦上 Continue reading