松橋輝子(音楽学) 日本で最も知られているグレゴリオ聖歌といえば、「天使ミサ」、ラテン語で「ミサ・ディ・アンジェリス」ではないだろうか? グレゴリオ聖歌のミサ曲は18曲あり、この曲は8番目に当たる。そのためKyriale Continue reading
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復活節の聖歌
松橋輝子(音楽学) 復活祭に合わせて、その喜びを歌う聖歌が教会の内外で歌われていることでしょう。復活節は復活の主日から聖霊降臨までの50日間を指します。今回は復活の聖歌、そして復活節の中でも大きな祝日として祝われる「主 Continue reading
聖週間に鳴り響く受難曲
松橋輝子(音楽学) 今回は、広い意味で聖歌に関連する受難曲の歴史を振り返りたいと思います。 受難の主日から復活の主日までの聖週間において、福音書の受難記事が重要な役割を持っています。その歴史は古く、4世紀の終わり頃に Continue reading
クリスマス・キャロル
松橋輝子(音楽学) 今年もクリスマスの季節がやってきました。クリスマスマーケットやイルミネーション、そしてクリスマス・キャロルを通して、そのことを実感しているかもしれません。 《さやかに星はきらめき》 美し Continue reading
新しいミサの賛歌について―「ミサの賛歌」の歴史③:新たな会衆歌への扉
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手、桜美林大学非常勤講師) 日本のカトリック教会で2022 年 11 月 27 日 (待降節第一主日)から実施されている新しい「ミサの式次第と奉献文」に基づいて新たに発表された3つ Continue reading
新しいミサの賛歌ついて―「ミサの賛歌」の歴史②:グレゴリオ聖歌の味わい
松橋輝子(東京藝術大学音楽各部教育研究助手、桜美林大学非常勤講師) 2022年11月27日(待降節第一主日)から、新しい「ミサの式次第と奉献文」が実施され、新しいミサの賛歌もまた各教会で歌われ始めてい Continue reading
新しいミサの賛歌について ―「ミサの賛歌」の歴史①
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 2022 年 11 月 27 日 (待降節第一主日) から、新しい「ミサの式次第と奉献文」が実施されています。それに伴い、新しいミサの賛歌(ミサ曲)が3 Continue reading
復活祭の音楽
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 復活祭の典礼では、イエス・キリストの復活の喜びに満ちた華やかな音楽が鳴り響きます。悔悛の季節として、音楽が制限されていた四旬節とは大きく異なります。 《 Continue reading
四旬節の音楽
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 「四旬節は、灰の水曜日に始まり、主の晩餐の夕べのミサの前まで続く」1、悔い改めの時期に当たり、華やかな音楽の演奏は避けられて、グレゴリオ聖歌を中心とした Continue reading
クリスマスの聖歌
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) クリスマスが近づくにつれて、様々な場所でクリスマス・キャロルが鳴り響きます。最も聖歌を身近に感じる季節かもしれません。今回は、待降節の聖歌、そして降誕節 Continue reading