竹下節子(比較文化史家) フランスでの司祭叙階 今年の6月末、フランスで90人の新司祭が叙階された。約3分の2が教区司祭で、約3分の1が修道会司祭だ。 1950年までは平均して年に1000人もの叙階があったが、ここ40年 Continue reading


竹下節子(比較文化史家) フランスでの司祭叙階 今年の6月末、フランスで90人の新司祭が叙階された。約3分の2が教区司祭で、約3分の1が修道会司祭だ。 1950年までは平均して年に1000人もの叙階があったが、ここ40年 Continue reading

竹下節子 【著者プロフィール】 パリ在住の比較文化史家。カトリック信徒。著書に『パリのマリア』(筑摩書房)、『「弱い夫」ヨセフ』(講談社)、『キリスト教入門』(講談社)など多数。『カトリック生活』誌に連載「カトリック・サ Continue reading

石川雄一(教会史家) リシュリュー枢機卿は世界史上最も有名な枢機卿の一人ではないでしょうか。ルイ13世の時代に政権を握っていたリシュリュー枢機卿は、対抗宗教改革の推進と教会の風紀改善に着手した聖職者であり、フランスの脱封 Continue reading

12月25日はクリスマス!イエス様の誕生をお祝いする日です。イエス様の誕生に関する物語で印象深い場面は人それぞれ色々とあるでしょうが、中でも羊飼いや東方の三博士による幼児イエスの礼拝は欠かせません。アッシジの聖フランシス Continue reading

フランスといえば、「自由、平等、博愛」の国で、日本人が一度は行ってみたいと考えるところといったイメージが強いのですが、一方で、移民国家のだといわれています。移民を受け入れる国だから移民に優しい国なのだろうと思っていた私 Continue reading

石川雄一(教会史家) クリスマスや忘年会のある12月に続き、お正月や新年会のある1月、年末年始には乾杯をする機会が増えます。シャンパーニュ・ワイン(シャンパン)は、こういった祝いの席に彩を添えます。そんなシャンパーニュの Continue reading

ベネディクト会、フランシスコ会、ドミニコ会、イエズス会など、カトリック教会には様々な修道会があります。そんな修道会の一つ、カルトジオ会(Ordo Cartusiensis)をご存知でしょうか。2014年に日本でも公開され Continue reading

キリスト教とお酒は切っても切り離せない関係にあります。ヨハネ福音書によればイエスが最初になされた奇跡はカナの婚宴で水をぶどう酒に変える出来事(ヨハ2・1〜11)であり、「最後の晩餐」では「新しい契約の血」である杯が回し飲 Continue reading

1950年代から盛んになったヌーヴェル・ヴァーグ運動は映画史を語る上で欠かせません。技術や技法の上での革新のみならず、同時代の哲学思潮とも響きあう形で映画芸術を深化させたヌーヴェル・ヴァーグは、映画の歴史のみならず人類の Continue reading

孤高の監督ロベール・ブレッソンによる「アーサー王伝説」を題材とした映画『湖のランスロ』(1974)が2022年3月11日に日本で初めて劇場公開されます。ナチスに捕らえられた若者の脱獄を描いた『抵抗』(1956)などで知ら Continue reading
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