戦時下に、天皇制ファシズムに最後まで抵抗したのは、日本共産党とともに明石順三と灯台社のグループがあげられる。 明石順三は、1889年生まれ。18歳で渡米。アメリカ滞在中に「ものみの塔(Watching Tower)」に触 Continue reading
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「教会とインターネット」セミナー —インターネットが拓く新・福音宣教— が築いたもの
土屋至(SIGNIS Japan インターネットチーム) 第1回「教会とインターネット」セミナー SIGNIS Japan は2003年より「教会とインターネット」セミナーを23回開催してきた。過去の開催場所とテーマ、講 Continue reading
日本の殉教者の血は実を結ばなかったのか――明治150年のカトリック教会の宣教政策を考える
土屋至(聖パウロ学園高校「宗教」担当講師) 10年ほど前プノンペンで行われたSIGNISアジア会議で、188人の殉教者が列福されたことや日本には3万人以上の殉教者がいるということを誇らしく報告したときに、フィリピンの神言 Continue reading
日本における「家族と希望の物語」
土屋 至(SIGNIS Japan 会長) 2017年11月に東京で行われた「第5回シグニス東アジア会議」において、日本からは以下のようなことを報告しました(この記事はそのときのレジュメをもとにしています)。   Continue reading
イエスと家族
カトリック教会ではヨゼフとマリアとイエスの家族を「聖家族」と呼んで、理想の家族のように語られている。たしかにそうだったのだろうが、聖書を読んでいくとイエスは家族に冷たいように思われるところがおもしろい。 それが最もはっき Continue reading
『目覚めていなさい』
私は月2回、CLC (Christian Life Community) の例会に出席する。その例会では、最初に次の日曜日の福音書の箇所を読んで30分くらい黙想をして、そのあと短く分かち合う。 アドベント(待降説)の最初 Continue reading
タラントンのたとえばなし
タラントンのたとえ話(マタイ25章14~30節)はけっこうよく知られているたとえ話である。 ある人が旅に出るとき、自分の財産をしもべたちに預けた。それぞれの力に応じて、あるものには5タラントン、あるものには2タラントン、 Continue reading
歓喜の街カルカッタ
私はこの『歓喜の街カルカッタ』(ドミニク・ラピエール著、長谷泰訳、河出書房新社、1987年)を見つけて読んだときにとても感動した。フランクルの『夜と霧』を読んだときと同じような感動だった。どうしてこの本を見つけたかは覚え Continue reading
ユダヤ独立戦争と原始教会
平和とキリスト教の問題を考えるときに、このテーマはとても重要な示唆を与えると思うのだが、なぜかこれまでキリスト教はこれを問題とせず、あいまいのまま残してある。 平和を考えるテーマの時のラジオ「心のともしび」にも似たような Continue reading
津和野乙女峠の高木仙右衛門と守山甚三郎
日本のキリシタンの歴史の中でもっとも大規模な迫害があったのは、実は明治になってからのことであった。明治政府は維新後もキリシタンの禁教令を解かず、名乗りを上げたキリシタンたちを捕縛し、拷問を加えて迫害した。 なかでも「浦上 Continue reading