深川信一(サレジオ会神学生) 7月30日からWYD(ワールドユースデー) inリスボンに参加してきた。その時の思い出を振り返りたい。当初、参加をかなり悩んでいた時があったが、この機会が次に来るか分からないことなど色々踏ま Continue reading
カテゴリー: 特集
ロヨラへの旅
むろ 「ロヨラに行きたい。」 カトリック信者である妻がそういったとき、無宗教の私は「ろよら」と呆けた声で繰り返すのが精いっぱいであった。 2023年8月、スペインはバスク地方を目的地にした新婚旅行、ビルバオという都市を拠 Continue reading
旅を通して招かれるもの
K.S. 新型コロナウイルス感染症の拡大による行動制限も緩和され、旅に出かけてゆきやすい日常が戻ってきました。旅は、日常から離れ、自分の知らなかった価値観や思いに触れることができる出会いの場であると感じています。その経験 Continue reading
特集82 あなたにとって平和とは?
互いに目覚めているために 太平洋戦争終結から78年という時を数えています。まもなく80年。ベトナム戦争が激しかったころ、「戦争を知らない子どもたち」という自覚をもって叫びを上げた世代も高齢者の域に入りつつあります。その自 Continue reading
⑷ すべての人よ、主をたたえよ
大井靖子 6月29日、聖ペトロ・聖パウロ使徒の祝日の夜、モスクワ中心部にあるカトリック聖母マリア無原罪御宿り大聖堂では、ウクライナ平和問題特使としてバチカンから派遣されたマッテオ・ズッピ枢機卿司式によるミサ聖祭がささげら Continue reading
伊東英朗『X年後』『X年後2』――映画より事件に興味を持ってもらいたい
闇に葬られたビキニ水爆実験の真相に迫る『放射能を浴びたX年後』から3年。高知県室戸市を中心に、各地で継続取材が行われ『X年後2』が生まれた。『X年後』『X年後2』に懸ける思いとはなにか。日本テレビのなかにある南海放送で伊 Continue reading
X年後Ⅲ サイレント・フォールアウト——乳歯が語る大陸汚染
中村恵里香(ライター) 世界で唯一の被爆国は日本と言われていますが、なぜ、原爆は必要なのでしょうか。抑止力になると政治家たちは言いますが、持てば使いたくなるのが兵器ではないでしょうか。その兵器は地球を破壊するほどの威力が Continue reading
平和だからこそ、過去を学びたい
中村恵里香(ライター) ロシアによるウクライナ侵攻があり、改めて平和とはどういうことなのだろうと考えてみました。日本は第二次世界大戦後78年間どこかと戦争をしたこともなく、内戦もない状態です。日本は平和な国だと言われます Continue reading
吉野源三郎さんと「平和問題談話会」のこと(前編)
鵜飼清(評論家) 敗戦直後に「平和問題談話会」が作られた あの時代、つまり先の戦争の時代、第二次世界大戦、アジア・太平洋戦争、大東亜戦争……のころはどんな空気が流れていたのだろうか。1941年12月8日の日本軍による真珠 Continue reading
吉野源三郎さんと「平和問題談話会」のこと(後編)
鵜飼清(評論家) (前編はこちらです) 安倍能成さんの「平和」への希求 ユネスコの「平和のために社会科学者はかく訴える」という声明を読んで、「平和問題談話会」がつくられるとき、安倍能成さんを中心にして組織さ Continue reading