カトリック東京大司教区で1970年から行われているジュリア祭という行事があります。 神津島での記念ミサを中心とするこの祭もすでに半世紀を経ています。文禄年間の朝鮮出兵の折、捕虜として連行されてきたこの女性、キリシタンとな Continue reading
カテゴリー: エッセイ
やさしさ
あき(横浜教区) 前回、人には「こころ」が存在する。 それは、環境や他者との関わりあいの中に生まれるものであることをお話ししました。 今回は「やさしさ」がテーマです。 「やさしさ」 日頃「やさしい」という言 Continue reading
こころ
あき(横浜教区) 前回「いきること」というテーマでお話ししました。生物は「食べて」「寝て」「排泄」し、「子孫をもうける」。 生物としての進化は“そのうえで成立している”ということでした。 また「いつ死んでも悔いの無いよう Continue reading
いきること
あき(横浜教区) 今日お話しするのは、もしかしたらカトリックの信仰とは少し離れているのかもしれません。 70歳に近づき、生物としての終焉を迎えつつあるわたしにとって、「なんで生まれたのだろうか」「生きるとはどういうこと」 Continue reading
歴史探偵 半藤一利展
半藤一利という人を知っていますか? 文藝春秋社の編集者であり、自らを“歴史探偵”と称していた文筆家です。私が半藤一利氏にお目にかかったのは一度きりです。今は休会中ですが、編集者の勉強会「本の会」に講師としてお迎えした際で Continue reading
憩いの小箱(16)黒猫に癒しだけ求めた結果
Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区) 海岸の緑地公園は 地域猫がいる猫スポットのひとつ ひさしぶりに猫を見にきた さっそく黒猫が近づいてきた しかし黒猫はベンチの影にちょっとだけ佇んで すぐに浜辺の草 Continue reading
憩いの小箱(15)第五福竜丸のその後
Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区) 第五福竜丸は1954年3月に水爆実験に遭遇、被災した。 今では、ちょっと考えられないが、当時の文部省は学術研究のためとして、 この船を買い上げて、第五福竜丸は19 Continue reading
憩いの小箱(14)お城公園
Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区) ひっそりとした城跡には 子どものための公園があって お休みの日には父親が小さい子たちを 連れてきたりする 大きな桜の木はのびのびと 枝を伸ばして木蔭をつくり グロ Continue reading
憩いの小箱(13)マチカドの紫陽花
Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区) カフェの前に咲いている 青い紫陽花 青い紫陽花の花言葉には 「移り気」とか「浮気」というのもあって意外だった それがドライフラワーになると 「永遠の愛」に変わるら Continue reading
憩いの小箱(12)白い紫陽花
Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区) 里山にある 童話みたいな小さな玩具店 外国の玩具職人の 手がかかって作られた玩具たちが ふさわしい人が来るまで待っている ような雰囲気だ ウインドチャイムの音がき Continue reading