ジョン・オマリー『トリエント――公会議で何が起こったか』

今年は、宗教改革500年にあたり、ルターに始まるあの運動が盛んに回顧され論じられている。この歴史的反省は、やがては、近代カトリック教会の揺籃といえるトリエント公会議にまで広げられていくであろう。更新された史料状況に基づく Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 28:詩編は力強い賛美

詩編は力強い賛美 答五郎 ……今回は「ことばの典礼」の8回目になるね。前回は、使徒の手紙がいつも神のことば、あるいは信仰を伝える使命をもった人のことばとして、その根底にはいつも神のことばが響いているというところまで考えた Continue reading


《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 27:神との対話のたまもの

神との対話のたまもの   答五郎 ……今回は「ことばの典礼」の7回目。ミサの中で聖書を朗読する意味を考えているが、第2朗読の使徒の手紙の朗読が、どういう意味で神のことばの朗読なのかということに、ひっかかっている Continue reading