支配者の罪は永劫に続く

マリア・クララ(麹町教会) ウクライナ侵攻の画面がテレビに映っていた。瓦礫の街の風景から近影になって、2歳くらいの女の子が側溝をまたいでこちらに向いた。その目が画面をとらえて、私の目と合った。瞬間私は同化したような感覚を Continue reading


『聖母マリアのカンティーガ―中世イベリアの信仰と芸術―』

『聖母マリアのカンティーガ―中世イベリアの信仰と芸術―』 菊地章太著、サンパウロ、2020年。定価:2100円+税 246ページ/A5判 並製   今日、スペインとポルトガルのあるイベリア半島は独自の興味深い文 Continue reading


2 聖歌に込められた祈りと賛美:マリア賛歌を例に

松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師)   8月15日は日本のカトリック教会にとってとても重要な日です。聖母被昇天の祝日、また、1549年8月15日にフランシスコ・ザビエルが来日した Continue reading


英国の登山学校「アウトワード・バウンド・スクール」の思い出3

古谷 章   毎朝の新聞紹介 毎朝、朝食後に全員が集まる「朝礼」があり、当番の生徒がその朝の新聞からニュースをピックアップして伝えることになっていた。ふだんなら英国国内の出来事などを伝える長閑なものだったようだ Continue reading