本連載は、イエズス会のグレゴリー・ボイル(Gregory Boyle)神父(1954年生まれ)が、1988年にロサンゼルスにて創設し、現在も活動中のストリートギャング出身の若者向け更生・リハビリ支援団体「ホームボーイ産業 Continue reading
投稿者: erika
2022年10月号特集「おすすめ図書」 寄稿募集
10月27日から11月9日は秋の読書週間です。これに先立って、10月号特集では、さまざまな方々の「おすすめの本」を紹介したいと思います。ジャンルは問いません。キリスト教書にも限りません。ご自身の愛読書、最近読んで感動した Continue reading
支配者の罪は永劫に続く
マリア・クララ(麹町教会) ウクライナ侵攻の画面がテレビに映っていた。瓦礫の街の風景から近影になって、2歳くらいの女の子が側溝をまたいでこちらに向いた。その目が画面をとらえて、私の目と合った。瞬間私は同化したような感覚を Continue reading
オルガの翼
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、早半年が過ぎました。遠い日本にいて、私たちに何ができるのか、何もできない自分になんともいえない気持ちにさせられる毎日です。ウクライナは、祖国を守るためとはいえ、なぜあそこまで戦うこと Continue reading
『聖母マリアのカンティーガ―中世イベリアの信仰と芸術―』
『聖母マリアのカンティーガ―中世イベリアの信仰と芸術―』 菊地章太著、サンパウロ、2020年。定価:2100円+税 246ページ/A5判 並製 今日、スペインとポルトガルのあるイベリア半島は独自の興味深い文 Continue reading
第7章 喜び Gladness
本連載は、イエズス会のグレゴリー・ボイル(Gregory Boyle)神父(1954年生まれ)が、1988年にロサンゼルスにて創設し、現在も活動中のストリートギャング出身の若者向け更生・リハビリ支援団体「ホームボーイ産業 Continue reading
2 聖歌に込められた祈りと賛美:マリア賛歌を例に
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 8月15日は日本のカトリック教会にとってとても重要な日です。聖母被昇天の祝日、また、1549年8月15日にフランシスコ・ザビエルが来日した Continue reading
プアン/友だちと呼ばせて
友だちは一生の宝と言います。あなたには本当の友だちといえる人は何人いますか。本当の友だちとは何か、生きるとは何かを考えさせられる映画に出会いました。 ニューヨークでバーを経営するボス(トー・タナポップ)のもとに、真夜中1 Continue reading
2022年9月号特集「戦争を考える」 寄稿募集
明治維新から第二次大戦終結までが77年、そして、終戦から今年までが77年という節目を、今、日本は迎えています。戦争の時代だった“あの77年”と、少なくとも戦争のない“この77年”を見据えつつ、戦争について考えてみたいと思 Continue reading
英国の登山学校「アウトワード・バウンド・スクール」の思い出3
古谷 章 毎朝の新聞紹介 毎朝、朝食後に全員が集まる「朝礼」があり、当番の生徒がその朝の新聞からニュースをピックアップして伝えることになっていた。ふだんなら英国国内の出来事などを伝える長閑なものだったようだ Continue reading