笑いの顔


あき(カトリック横浜教区信徒)

えぇ~。ばかばかしいお話を一席申し上げます。
笑いといっても数々ございます。
私の好きな「馬鹿笑い」「大笑い」。
その場を取り持つ「苦笑い」「作り笑い」なんてのもありますなぁ。
相手を小ばかにした「鼻で笑う」
「下卑た笑い」にかわいい女の子の「微笑み」
よく舞台なんかで自慢・自信の表現として悪役が大きな声で「高笑い」なんてのもあります。
おかしなことを思い出して「含み笑い」
「思い出し笑い」
本当は悲しいんだけど「泣き笑い」
なんてのは表情がつらい笑い。
それぞれの笑い。
日本人はいろいろな場面で笑ってるんですなぁ。
おかしくなくとも笑うなんて「あいつバカじゃないか」という場面もあります。
笑いの場面。
一番多いのは、ばかばかしい笑い。相手のおどけた姿やバカげた話。特に失敗談や皆が良く陥ることにまんまと陥ったときに、同感の笑い。
そんな笑いは互いの距離が近くなりますなぁ。
ぼけと突っ込みのチームプレー。
自然と自分がどっちかの役にはまってます。
相手の顔色を窺っての笑い。笑い方も相手に沿った形をとるもんです。笑ったおかげで相手を怒らせちゃったりしたりしたりして。
場の空気を読んで「いま笑ってあげたほうがいいかも」なんてニコニコ笑うなんてのもあります。
笑いとはそんな相手との安心した共通の場を作り上げる要素なんですなぁ。
それとは別に心の縁からこみ上げる笑い。
つらい時に本当は苦しいんだけど「泣き笑い」「苦笑い」自分自身の気持ちを奮い立たせるために自分の顔を笑顔にする。
敢えて「笑う」ことで気持ちを前にもっていく。そんな笑いもある。
笑いとは、場を明るくしたり、あえて笑うことで自分自身のモチベーションをあげる効用があるんですなぁ。
「笑う門には福来る」
笑うことで体の免疫性を高めて病に打ち勝つとんでもないパワーが潜んでいるそう。
笑ってストレスを吹き飛ばす。
ついでに「笑い」と「ユーモア」の違いってわかるじゃろか。
「笑い」とは、こころの状態と違った刺激を受けたときに反応する現象。
ずれを解消する身体的反応。
皆さんには、ちと難しかったじゃろな。
「ユーモア」とは、その中で特に「言語的なもの」だそうじゃ。えっ難しい?
こんな難しいこと、わしが知ってるわけなかろう。
全部受け売りじゃけんな。ほんまは。
だから、ユーモアの中に共通の土壌がないと理解できない場合があるんじゃと。
オチが理解できない!
それを「すべるっ」ていうんじゃ。

てなことで。
「笑い」を調べてみたんじゃけんど。
もんげーあったじゃろ。
みんなは思い当たる笑いがあるじゃろうか。
はじめは江戸言葉じゃったけど、最後はへたくそな岡山弁もどきになってしもうた。
やっちもねぇことはしまいじゃ。
おあとがよろしいようで。

 


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