信者ではないですが縁あって創刊当時からAMORに関わっている件~創刊5周年の振り返りと展望


高原夏希(AMOR編集部)

AMORは去年の11月で創刊5周年を迎えました。いつもは主に記事のアップなど裏方をしていますが、節目ということで、たまには自分でも書いてみることにしました。

タイトルにあるように、私は信者ではありませんが、神学部・神学研究科にいたこともあり、創刊当時からAMORに関わっています。キリスト教の勉強をする中で、キリスト教の価値観はいいものだと感じましたが、自分が信者になろうと思ったことはありません。ただ、誰かにそのよさを知ってもらい、その人がいいと思えば信者になればよいのではと思うことはあります。ある人にそれを話したところ、「自分はタバコを吸いながら、『タバコは体に悪いからやめたほうがいいよ』と言っているようなものだね」と言われたことがあります。そのたとえが合っているのかはわかりませんが、そんなゆるい気持ちで5年以上も編集委員を続けています。

さて本題ですが、先月、久しぶりに行われたリアル会議で話したことを、ここで新しく加筆したことも含め、振り返ってみたいと思います。

 

振り返り

・五年やってきて、これだけの原稿(リアル会議時点で約1000件)が集まったのは、素直にすごい。ただし、記事の内容を分析(?)すると、良い点と悪い点がある。

→良い点:編集部の人脈を駆使して新しい人脈が広がり、さまざまな書き手を発掘できた。とにかくいろんなジャンルの記事があり、これまでの教会にはなかった視点があるので、教会内の人には評判がよいのでは。どこでどんな人にどんな話題が引っかかるかわからないので、これからも今まで路線の記事は増やしていくべき。

→悪い点:設立理念に基づく記事が少ないので、今後それをどうやって増やしていくかが課題。会議の中でいろんなアイデアは出るが、「やりたいこと」と「できること」はまた別だと思う。もちろんやりたいことを挙げていくのはいいが、それをどう実現させるかも考えなければいけない。

→例として:キリスト教に興味のある人から話を聞いて、その中からヒントを得る。もしくは、興味のない人にその理由を聞いて、改善点につなげる。

・ウェブ媒体は、そこにたどりつかないと見るに至らないので、より多くの人に見てもらうための宣伝方法などを考える必要がある。

 

展望

・これまでの記事の再利用:タグや関連記事のリンクを増やす、現在のカテゴリとは違うカテゴリで案内する記事を作るなど。新共同訳聖書のカバー折り返しに「~なとき」「~について」はこの聖書箇所を読んだらいい、みたいな案内があるので、そういうものを作る。

・サイトマップの充実。現在のサイトマップは記事一覧なので、一つ一つの連載がどんなものかを紹介する。

・執筆者一覧を作る。前々から編集部内でも意見が出ていたが、いつも後回しにしていたので、自分の尻叩き用として。

このほかにも、AMORの良い点・悪い点はたくさんありますが、少しずつ修正しながら長所は伸ばし、新しいことにも挑戦する姿勢を続けていきたいと思います。

 


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