寒さが続く冬の一日、それでも少しずつ春らしい日差しを感じる頃、谷中霊園に足を向けました。高松凌雲という人のお墓へ行こうと思ったからです。ずいぶんと久しぶりの谷中墓地でした。最初に高松凌雲のお墓に行ったのはいまから42年前 Continue reading

寒さが続く冬の一日、それでも少しずつ春らしい日差しを感じる頃、谷中霊園に足を向けました。高松凌雲という人のお墓へ行こうと思ったからです。ずいぶんと久しぶりの谷中墓地でした。最初に高松凌雲のお墓に行ったのはいまから42年前 Continue reading
私が大学を卒業した1975年は戦後最大の不況と言われた年でした。就職したくてもなかなか就職先が見つからないという状況でした。 私は大学の友人が自民党の代議士の秘書をしていて、ときどき議員会館の代議士の部屋に遊びに行ったり Continue reading
『こどもしょくどう』で第44回カトリック映画賞を受賞した日向寺太郎監督が、日中国交正常化50周年に日中合作で取り組んだ作品である。 原作は中国国家一級作家に認定されている周大新の同名小説である。周氏は中国の一人っ子政策の Continue reading
鵜飼清(評論家) 昨年(2020年)の今頃は、家と事務所の二重引っ越しの準備に追われていた。 コロナで事務所は撤退せざるを得ない、いやそれだけではなく、編集・制作の請負仕事が人災に遭ってしまって思うようにお金が入らなかっ Continue reading
1974年3月、大学3年生だった私は、日本に帰還した小野田寛郎(51歳)さんをテレビのニュースで見ていた。「まだ日本兵が生きていたんだ」という驚きと共に「なぜ戦後30年近くも経って現れたのか」が不思議だった。 それからは Continue reading
鵜飼清(評論家) 大リーグの大谷翔平選手が話題になっている。投手と打者の二刀流での活躍は目を見張るものがある。二刀流で比較されるベーブ・ルースは、日本にはなじみ深い選手である。それは、日本でプロ野球が生まれるきっかけとも Continue reading
子どものころに動物と遊んだことのある人は、大人になってからその当時のできごとをどのように思い出すのでしょうか。 井上洋治神父は小学校3年くらいのときに体験した子猫とのことを書かれています。その猫は「アカ」と Continue reading
1945年8月9日午前11時02分、長崎市では原爆投下によって人口24万人のうちおよそ7万4000人が一瞬にして命を失った。 この映画の物語は、原爆投下から12年後、1957年の冬の長崎からはじまる。 被爆 Continue reading
人生、百年時代と言われるそうだ。平均寿命の延びにはすごいものがある。寿命が延びたと言っても、これは「健康寿命」を延ばしていないと話が続かない。夫婦のどちらかが寝たきりで、介護をしながらの余生とは違う。 この映画の主人公た Continue reading
新型コロナウイルスの感染症が拡大し、「緊急事態宣言」が発出されている。ゴールデンウイークも、自粛期間で終わり、まだ宣言は延長されている。 飲食の場が感染する確率が高いとされ、特に「酒」を飲むことがいけないとされた。酒を飲 Continue reading
(...)
(...)
(...)
(...)