神は無きに等しい者をあえて選ばれた

鵜飼清(評論家) 昨年(2020年)の今頃は、家と事務所の二重引っ越しの準備に追われていた。 コロナで事務所は撤退せざるを得ない、いやそれだけではなく、編集・制作の請負仕事が人災に遭ってしまって思うようにお金が入らなかっ Continue reading


白球を追いかけた選手たちは硝煙のなかに消えていった

鵜飼清(評論家) 大リーグの大谷翔平選手が話題になっている。投手と打者の二刀流での活躍は目を見張るものがある。二刀流で比較されるベーブ・ルースは、日本にはなじみ深い選手である。それは、日本でプロ野球が生まれるきっかけとも Continue reading


お終活―熟春!人生、百年時代の過ごし方

人生、百年時代と言われるそうだ。平均寿命の延びにはすごいものがある。寿命が延びたと言っても、これは「健康寿命」を延ばしていないと話が続かない。夫婦のどちらかが寝たきりで、介護をしながらの余生とは違う。 この映画の主人公た Continue reading


サントリーの広告から読み取れること

新型コロナウイルスの感染症が拡大し、「緊急事態宣言」が発出されている。ゴールデンウイークも、自粛期間で終わり、まだ宣言は延長されている。 飲食の場が感染する確率が高いとされ、特に「酒」を飲むことがいけないとされた。酒を飲 Continue reading


余白のパンセ 7 イエスの微笑につつまれて

鵜飼清(評論家) 鶴見俊輔さんは、漫画が大好きで、漫画について独自の評論を書かれています。幼い頃に、漫画によってこころが救われたという経験を持っているからということのようで、その漫画への愛着は一つの思想となって残されてい Continue reading


余白のパンセ 6 思い出のプラットホーム――井上洋治神父の姿と本郷での出版人生を追いながら

鵜飼清(評論家) JR飯田橋駅のプラットホームのベンチに、井上洋治神父が腰を下していたという1975年のある日の午後。井上神父は、北洋社という出版社の社長さんに会うために待っていたといいます。 「日本人の心情でとらえたイ Continue reading