石川雄一 (教会史家) 修道院とビールというと、以前紹介したこともある「シメイ」に代表されるようなベルギーのベネディクト会系のビールがすぐに思い浮かびます。ですが、ベルギー以外の国やベネディクト会系以外の修道会に起源を有 Continue reading

石川雄一 (教会史家) 修道院とビールというと、以前紹介したこともある「シメイ」に代表されるようなベルギーのベネディクト会系のビールがすぐに思い浮かびます。ですが、ベルギー以外の国やベネディクト会系以外の修道会に起源を有 Continue reading
山内志郎『中世哲学入門――存在の海をめぐる思想史』 ちくま新書、2023年、1150円+税 石川雄一 (教会史家) 『中世哲学入門』というタイトルを聞いて皆様はどのような本を思い浮かべるでしょうか。「中世における哲学の歴 Continue reading
石川雄一 (教会史家) 復活祭の前の(日曜日を除く))40日間は四旬節と呼ばれます。復活祭は移動祭日、つまり毎年違う日に祝われるので、四旬節の時期も固定されていません。2024年は2月14日から3月30日までが四旬節とな Continue reading
櫻井康人『十字軍国家』 筑摩書房、2023年、1900円+税 石川雄一 (教会史家) 巷にあふれている俗説とは異なり、十字軍とは「狂信的なキリスト教徒がイスラム教徒にしかけた宗教戦争」ではありませんでした。例えば、フラン Continue reading
石川雄一(教会史家) 現在、ガザという地域は戦争やテロ、難民といった負のイメージと結びつけられて語られることが多いです。そんなガザですが、古代末期から中世初期にかけては、地中海における学問の中心地の一つとみなされていたの Continue reading
石川雄一(教会史家) 歴史上、パレスチナは様々な勢力の係争地となってきました。特に、ユダヤ教、キリスト教、イスラームの聖地イェルサレムは、様々な思惑が入り混じった複雑な歴史をたどってきました。今回は、そんなパレスチナの地 Continue reading
石川雄一(教会史家) イスラエルを舞台とした旧約聖書や新約聖書には、数えきれないほど頻繁にワインが登場します。例えば、エステルはぶどう酒が供される宴の場でハマンを糾弾(エス7・1-7)し、ユディトはホロフェルネスをぶどう Continue reading
『海のアルメニア商人 アジア離散交易の歴史』重松伸司著、 集英社新書、2023年、1050円+税、本文208頁、 古代には自分たちの国がありながらも、大国の侵略を受けて離散(ディアスポラ)を強いられ、何度も Continue reading
石川雄一(教会史家) 「とりあえずビール」が主流だった日本でも、ここ最近は色々な種類のビールを楽しめるようになりました。コンビニでも様々なクラフトビールや輸入ビールを買えるようになり、ラガー以外のビールも“市民権”を得る Continue reading
『平和憲法をつくった男 鈴木義男』仁昌寺正一著、 筑摩書房(筑摩書房選書)、2022年、1800円+税、本文352頁、 鈴木義男という人をご存知でしょうか。私は、今回紹介する『平和憲法をつくった男 鈴木義男 Continue reading
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