ラテン語か諸国語か 答五郎 前回から16世紀の話に入った。キリスト教の歴史の中でも大きな出来事があった時代だったね。 問次郎 世界史でも学ぶ宗教改革やトリエント公会議のことですからね。でも、あ Continue reading

ラテン語か諸国語か 答五郎 前回から16世紀の話に入った。キリスト教の歴史の中でも大きな出来事があった時代だったね。 問次郎 世界史でも学ぶ宗教改革やトリエント公会議のことですからね。でも、あ Continue reading
「聖餐」というセンスも大事 答五郎 「交わりの儀」の話から、聖体拝領やミサ全般の歴史を振り返る話になってしばらくなるけれども、前回は、中世全般を通じてミサが様変わりしたことを見たね。それは、カトリック教会としては、現在の Continue reading
パリ外国宣教会のシルベン・ブスケ神父。その名は、幼いイエスの聖テレジア(リジューの聖テレジア)を敬愛する人々の心に聖なる響きとともに深く刻まれている。1911年、『小さき花』と題して、この修道女の自伝を翻訳して日本で初め Continue reading
戦争と神父の関わりという点で、思い起こされるべきもう一人は、ブスケ神父と同じくパリ外国宣教会の司祭ソーヴール・カンドウ神父である(1897~1955。日本語表記カンドーもあり)。戦後の著作活動、講演活動などで、カトリック Continue reading
カンドウ神父が関口の神学校の校長だったとき、1926~1928年の3年間、ラテン語と哲学を学び、その薫陶を受けた神学生の一人が後の東京教区司祭・志村辰弥(しむら・たつや)神父(1904~1997)である。志村神父には『教 Continue reading
石井祥裕 別稿では、ブスケ神父、カンドウ神父、志村神父に関して、戦争と司祭との関わり関する事実や考え方を見てきたが、ちょうどこうした問いかけもって研究を進めている宗教学者の仕事に出会ったので紹介したい。石川明人氏の一連の Continue reading
様変わりしていったミサ 答五郎 さて、中世における聖体をめぐるいろいろな変遷を見てきているところだが、前回は、事実として信徒の聖体拝領がだんだん減ってきたということと…… 問次郎 それと、ミサ Continue reading
聖体礼拝の新たなかたち 答五郎 さて、ミサを式次第順に見ていて、「交わりの儀」まで来たところで、聖体拝領をめぐる事情の歴史的な変遷を見てきているわけだが……。 問次郎 はい、面白いです。聖体用 Continue reading
ますますひんぱんに聞く「子ども/こども/児童」 児童の権利に関する宣言60年、条約成立30年 衝撃の発言――小学校1年生が思う「子ども」 注目したい本を紹介 「子ど Continue reading
「聖餅」登場……聖体をめぐる中世の経過 答五郎 さて、ミサ、とくに交わりの儀、聖体拝領に関して、古代教会の歴史を見てきたけれど、どんな点が印象深かったかな。 問次郎 イエスが最後の晩餐を使徒た Continue reading
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