石井祥裕(カトリック関町教会 教会委員) アートをアットホームで、というテーマから、普通は家族を連想するかもしれませんが、ここは教会の話です。東京都練馬区の西の端に位置するカトリック関町教会では、2014年から「テレジア Continue reading
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雑感 一度かぎりのオリンピック少年
石井祥裕 二度目の今回の東京オリンピックが近づくなかで、自分は1964年の東京オリンピックを知っていると話すことで、まわりを「シーン」とさせる状況に何度かでくわした。周りに若い人が多い場でのことである。確実に「あれ」を知 Continue reading
神のみ前に声で立つ
石井祥裕(AMOR編集部) 「来た、行った、打った」 コロナ禍2年目の雑感である。仕事柄、教室と研究室兼編集室(複数)、そして今やオンライン会議室の場でもある自宅の自室、そして教会といった場を行き来する生活人の思いである Continue reading
オンラインキリスト教典礼講座 by 石井祥裕(Ishii Yoshihiro)
オンライン キリスト教典礼講座 by 石井祥裕(Ishii Yoshihiro) (AMOR連載「ミサはなかなか面白い」企画構成担当者) 「感謝の祭儀の成り立ちと現在」 (全7回予定) 指定テキストともとに、さらに多角的 Continue reading
酒と杯の味な関係
石井祥裕(AMOR編集部) ワイン論は結構ある 先日、あるキリスト教書店に立ち寄ったとき、「ワイン」という言葉がタイトルにつく三つの本が目に飛び込んできた。 一つは、『聖書の中のワイン』サムエル・バキオキ著、新名友子訳( Continue reading
笑いは救いのしるし
石井祥裕(AMOR編集部) 「笑い」、といっても、心底ユーモアが醸しだす笑いが今回のテーマとなっている。このテーマについて、やはり見逃せない本が二つあるので紹介したいと思う。 と、その前に、一つ、筆者がオーストリア留学時 Continue reading
「じゃじゃ馬亭ガリ子でございます」――親しき友の落語修業談
落語という話芸は、日本の芸能を代表する一つだが、プロの落語家はどれぐらいいるのだろう。そして落語ファン、愛視聴家は数かぎりないのだろう。飛行機のプログラムでも必ず落語チャンネルがあるほどに。記者はこの分野にも明るくないの Continue reading
インスブルックの山影に~~苦難の時代に新たな未来を拓いた人々
石井祥裕(上智大学新カトリック大事典編集実務委員) 近現代のヨーロッパや日本の歴史と、信仰に生きた人々のかかわり、そのありようを見つめる研究を細々として研究している身です。『新カトリック大事典』(研究社刊)の編纂にかかわ Continue reading
展望としての「ソーシャル・コミュニケーション」
石井祥裕(AMOR編集部) AMORからの興味 SIGNISとは何か……簡単にいうと、ともに1928年に創設された二つの前身組織、OSIC(国際カトリック映画・視聴覚メディア協議会)とUNDA(国際カトリック・ラジオ・テ Continue reading
世相史に漂う「クリスマス」――日本とキリスト教の関係を考えさえる一書に寄せて
石井祥裕(AMOR編集部) 大変興味深い書と出会った。堀井憲一郎著『愛と狂瀾のメリークリスマス なぜ異教徒の祭典が日本化したのか』(講談社現代新書 2017年10月17日発行)である。堀井氏は1958年生まれ、京都市出身 Continue reading