土屋至 二つの新しい聖書の翻訳が刊行されているので大枚をはたいて購入した。 一つは、『聖書 新改訳2017』(新日本聖書刊行会訳 いのちのことば社 2017年10月刊)である。この聖書の帯には、 「最新の聖書学に基づく翻 Continue reading

土屋至 二つの新しい聖書の翻訳が刊行されているので大枚をはたいて購入した。 一つは、『聖書 新改訳2017』(新日本聖書刊行会訳 いのちのことば社 2017年10月刊)である。この聖書の帯には、 「最新の聖書学に基づく翻 Continue reading
2018年12月、長く予告されていた『聖書 聖書協会共同訳』が刊行されました。口語訳、現代語訳と呼ばれる聖書、これまで出されていたものの完訳版、改訂版などが2010年代になって次々と刊行されています(2011年にはフラン Continue reading
石原良明 『虐殺器官』というSF小説がある。2007年に出版され、その界隈ではセンセーショナルを巻き起こした作品だ。著者の伊藤計劃氏はちょうど10年前に34歳の若さで亡くなったが、2017年に劇場版アニメ化されたこともあ Continue reading
易奥朽子(イオフ・シ/日本正教会信徒) みなさん、こんにちは。今回の私のテーマはズバリ「ルター訳聖書とは何か?」です。みなさんはルター訳聖書というとどのようなイメージをお持ちでしょうか? 世界史で習ったけどよくわからない Continue reading
デ・ルカ・レンゾ カトリック教会は聖書を大事にしているとはいえ、単本としての聖書を用いることが少なかったと言えよう。第二ヴァチカン公会議になってから信者たちが聖書を読むことを薦める以前、典礼では毎週聖書を読むが、あくまで Continue reading
石井祥裕 聖書は半世紀前からすでに新時代に入っていた! ――このことを気づかされる2019年の幕開けです。カトリック教会での現在の聖書模様に目を向けてみましょう。 一つの書物としての聖書と朗読箇所としての聖 Continue reading
クリスマスといえばサンタクロースをイメージしませんか? 子どもの頃、サンタクロースのもってきてくれるプレゼントを心待ちにした人も多いはず。かくいう私もその一人で、サンタクロースに手紙を書くのも心躍るものでした。 そんなサ Continue reading
“もういくつ寝るとクリスマス”……今年は12月2日に待降節が始まり、上智大学でも通路からよく見えるところに生誕場面の模型が置かれました。ところがもうそこに幼子イエスがいるものですから、「あら、早すぎるんじゃない?」「降誕 Continue reading
川邨裕明(カトリック芦屋教会主任司祭) 今年、生まれて初めてイスラエル巡礼に行きました。司祭になってから、何回か巡礼を企画したのですが、聖地の都合、私の側の都合が折り合わず、なかなか果たせずにいました。今回もなかなか参加 Continue reading
易奥朽子(イオフ・シ/日本正教会信徒) 教会のクリスマスというと、カトリックのクリスマスをご存じの方は多いかと思います。クリッペ(イエス様が誕生したときのシーンを模した馬小屋の飾りのこと。プレゼピオとも言います)、クリス Continue reading
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