松橋輝子(東京藝術大学博士課程、桜美林大学非常勤講師) 芸術の楽しみ方は実に様々な形がある。 私の音楽人生の中で、欠かせないのは、姉妹での演奏である。3歳上の姉とは、小さいころから2人でよく演奏してきた。自宅の一室、学校 Continue reading
カテゴリー: 特集
写真でアート(アウトドア編)
太田有美子(写真家) 数年前から日の出とともに起きる生活をしている。二階の窓から日の出が見える。毎日記録し写真をSNSにアップしている。ある時それを楽しみにしてくれている人がいることに気が付いた。雪国に住んでいる人は冬の Continue reading
写真でアート(アットホーム編)
太田有美子(写真家) ここ数年毎年夏が暑くなる気がする。最高気温が30度を超えるのは当たり前、35度にもなることが珍しくなくなった。フリーの写真家として独立して数年が経つ。ジャンルは自然風景、コロナで外出自粛、活動は停滞 Continue reading
コロナ前の世界を目指して活動を再開
羽鳥裕一(バーディー羽鳥) 2021年秋の訪れと共に長く規制が掛かっていた感染予防策の緊急事態宣言が解かれ世の中は何となく以前の日常に戻ろうとしている様です。我々も2年間のブランクを経ていよいよこの10月から徐々に音楽活 Continue reading
作品展がファミリーをつくる!?~~カトリック関町教会の実践~~
石井祥裕(カトリック関町教会 教会委員) アートをアットホームで、というテーマから、普通は家族を連想するかもしれませんが、ここは教会の話です。東京都練馬区の西の端に位置するカトリック関町教会では、2014年から「テレジア Continue reading
特集59 この国の戦争の記憶と“平和”の記憶
76年後の9月に この国の8月~9月はなんといっても、戦争の記憶、そして平和への再出発の歴史をよみがえらせる季節です。広島(8月6日)、長崎(8月9日)への原爆投下、ポツダム宣言の受諾(8月14日)、終戦の詔書の放送(8 Continue reading
戦争のため息
黒川能女 原爆投下の様子を夫・位里とともに大きな墨絵に描き残した丸木俊は、この前の戦争の時に黙ってしまったことを悔やみ、今は黙ってはいられないと『言いたいことがありすぎて』(1987年)という本を書きました。大東亜戦争時 Continue reading
白球を追いかけた選手たちは硝煙のなかに消えていった
鵜飼清(評論家) 大リーグの大谷翔平選手が話題になっている。投手と打者の二刀流での活躍は目を見張るものがある。二刀流で比較されるベーブ・ルースは、日本にはなじみ深い選手である。それは、日本でプロ野球が生まれるきっかけとも Continue reading
夏休みに戦争と平和の授業を続けて―清泉女学院中学高等学校での実践―
梁瀬 正彦 20年ほど前、夏休みの授業の直後、ひとりの学生が「先生、授業時間が少ないから、夏休みにも授業したら?」と言いに来ました。この一言がきっかけで、夏休みの8月15日の終戦記念日に「戦争と平和について考える特別授業 Continue reading
「忘れ得ぬ人たち」~ヒバクシャとの出会いと「語り」から~
石井三智子 今年の夏、広島市内で毎年行われている「8.6 原爆被害者証言のつどい」は、オンラインでの開催となった。被爆2世の私は、2014年から縁あって現地参加をするようになっていた。 ある語り部の人生 今 Continue reading