世界中でテロと思われる殺戮が止まりません。一方で、日本では移民や難民がなかなか認められないという事実があります。日本では、テロが身近に感じることはありませんが、でも、もし自分の身近な人間、ましてや愛する家族をテロで失った Continue reading

世界中でテロと思われる殺戮が止まりません。一方で、日本では移民や難民がなかなか認められないという事実があります。日本では、テロが身近に感じることはありませんが、でも、もし自分の身近な人間、ましてや愛する家族をテロで失った Continue reading
イエスを裏切った弟子として有名なユダ。最後の晩餐の絵でも、その裏切りが予告されるとあって、その場でも注目される登場人物である。しかし、その存在、意識、思いなどどのように解釈されるべきであるか、ユダ像について果敢な挑んだ著 Continue reading
自分の知らない過去の意外な出来事が現代の自分に大きく関わるということは、往々にしてあるような気がします。そんなことを考えさせられる映画に出会いました。今回ご紹介する映画は、「ワンダーストラック」です。ワンダーストラックと Continue reading
齋藤克弘 グレゴリオ聖歌のシリーズでも触れましたが、教会改革のまさに先陣をきったのがアウグスチノ会の修道司祭だったマルティン・ルターでした。結果的にはローマ教皇庁とのボタンの掛け違いから、宗教改革という西方教会における Continue reading
神の民の祭司職とは? 答五郎……さて、前回からいよいよミサの奉献文の部になり、冒頭の対話句と叙唱のところに入ったね。その対話句が原文では、会衆の「それは、とうとく、正しいことです」で終わるのが伝統だった。叙唱でも「まこと Continue reading
ジョット『最後の晩餐』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) ジョット(Giotto di Bondone, 1267頃~1337)の作品に興味があるならば、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂を抜きにしては語れません。礼拝堂の Continue reading
乱世は英雄を生むのか? なにか決めなければならない最終決着の場面で、自らの考えを信じて決断をくだせるのはどのような人物なのか。人は誰でも、決断を出さなければならない場面に遭遇する。大小に関わらず、それはいつ Continue reading
齋藤克弘 グレゴリオ聖歌の時代からトロープスのできた「あわれみの賛歌」は、聖歌と同様に次第に複数の旋律で歌われるようになります。複数の旋律で歌われるようになると、これもグレゴリオ聖歌の時に書きましたが、定旋律と呼ばれる Continue reading
井手口満(聖パウロ会) 『修道士は沈黙する』の原題『Le confession』は、カトリックの秘跡の一つ「告解」(現在カトリック教会の中では「ゆるしの秘跡」と呼ばれている)、という意味です。司祭は、カトリック信者から「 Continue reading
服部 剛(詩人) 『深い河』の中で描かれるインドの旅も、いよいよ登場人物たちがガンジス河と出逢う場面に入っていきます。 私たちはたいてい、朝起きて、いつもの道を駅へと歩き、時間通りの電車に乗り、日中は働き、日が暮れた後、 Continue reading
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