森 裕行(縄文小説家) 19.種子島より愛をこめて 命の危機に晒された子供のころの非日常的経験は、本人の人生への影響だけでなく、もっと普遍的な生命・愛の理解への扉となるように思う。詩人・岡村光章は狩野川台 Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
『音楽教程』
ボエティウス『音楽教程』伊藤友計訳、講談社学術文庫、2023年、1,360円+税 教育の場で「リベラルアーツ」という言葉が叫ばれるようになり久しいですが、その本来の意味をご存じでしょうか。「自由な」という意味の「リベラル Continue reading
イングルヌック
石川雄一(教会史家) 前回の「酒は皆さんとともに」では「ゴッドファーザー」というカクテルを紹介しました。このカクテルの名前は映画『ゴッドファーザー』から取られていることを説明しましたが、今回はその映画の生みの親であるフラ Continue reading
風が吹くとき
オリンピックで盛り上がる中、8月は終戦記念日が近くなると、第2次世界大戦の特集がさまざまに組まれます。そんな今、37年前に公開されたアニメーション「風が吹くとき」の日本語吹き替え版が再上映されています。「オッペンハイマー Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~18.縄文人にとっての故郷
森 裕行(縄文小説家) 私は多摩にもう30年以上住んでいる。人生の中で一番長く住んできた地域である。しかし、あなたの故郷(ふるさと)はどこですか? と聞かれると、物心ついて育った四ツ谷・坂町と答えるかもしれないが、7歳の Continue reading
大いなる不在
介護離職など、介護問題が大きな話題になっている中、親が認知症になるということは、介護する側の子どもたちに大きな負担になります。それは、経験しなければわからないほど、さまざまな問題が日々迫ってくる経験です。そして、次は自分 Continue reading
「方舟にのって〜イエスの方舟45年目の真実」
1980年、若い女性10名が集団で行方不明になったと大きく報道されました。その発端は、メンバーの家族からの報告やマスコミの取材により、「イエスの方舟」がメンバーに対して過激な洗脳や肉体的虐待行っているという疑惑が浮上した Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~17.縄文人の時と祈り
森 裕行(縄文小説家) 17.縄文人の時と祈り 先日、8歳の子供に引っぱりまわされる地元の縄文遺跡散歩を楽しんだ。「この縄文遺跡は5000年ほど前の……」と説明して頷いてくれるのは大人であるが、子供は Continue reading
「長岡大花火 打ち上げ開始でございます」
日本の夏を華やかに彩る花火大会は、大小さまざまなものが行われています。その中でも一生に一度は観に行きたいといわれる日本三大花火大会をご存じでしょうか。さまざまな説がありますが、現在は一般的に秋田県大仙市の「全国花火競技大 Continue reading
『あなたは あなたのままでいい とっておきの聖書のことば23』
片柳 弘史:著『あなたは あなたのままでいい とっておきの聖書のことば 23』、RIE:絵、 PHP研究所、2023年、96ページ K.S. イエズス会司祭の片柳弘史神父、画家のRIEさんによる『あなたは あなたのままで Continue reading