酒は皆さんとともに

ポム・ド・イヴ

キリスト教とお酒は切っても切り離せない関係にあります。ヨハネ福音書によればイエスが最初になされた奇跡はカナの婚宴で水をぶどう酒に変える出来事(ヨハ2・1〜11)であり、「最後の晩餐」では「新しい契約の血」である杯が回し飲 Continue reading


「フラッグ・デイ 父を想う日」

今家族の絆が希薄な時代といわれています。ただ、コロナによって、家族が家にいる時間が多かったこの23年近くで、家族の絆の大切さが見直されている時代ではないかと想っています。そんな家族の絆について、そして娘にとって父とは、を Continue reading


パーフェクト・レボリューション

私は常々障害者と健常者の違いは何だろうと考えていました。それは中学生時代から経験したボランティア活動から感じていたものでした。身体や心に不自由を抱えている人を障害者と呼ぶことに違和感を感じていました。障害者を特別視する事 Continue reading


『古代キリスト教と女性 その霊的伝承と多様性』

『古代キリスト教と女性 その霊的伝承と多様性』 宮本久雄編著、教友社、2022年。定価:2000円+税 220ページ   19世紀に出現したフェミニズムは、思想や政治の世界だけでなく、学問の世界にも大きな影響を Continue reading


対談 映画『桜色の風が咲く』 松本准平監督に聞く

鵜飼清(AMOR編集部) ●プロローグ 松本監督とお話する場所を高田馬場にさせていただいたのには、ちょっと理由があります。高田馬場というところには、ヘレン・ケラーと縁があります。大久保に日本ヘレン・ケラー協会があり、JR Continue reading


『桜色の風が咲く』

目が見えない、耳が聞こえないという世界はどんな世界なんだろうと、中学生の頃から身体障害者の施設へ月に1回、神学生とともに通っていた私は、ある程度年月が経ってから思うようになりました。大学生活も終わりに近づいたとき、健常者 Continue reading