佐藤ひろみ(絵本セラピスト) 大人になって絵本を開くと、子どもの頃とは違う感動を得る瞬間があります。言葉が心に染みたり、絵の美しさに目を奪われたり、人生経験を積んだ今だからこそ、共感できる絵本があります。そんな絵本との Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
『天皇と法王の架け橋 軍服の修道士 山本信次郎』
『天皇と法王の架け橋 軍服の修道士 山本信次郎』皿木喜久:著、産経新聞出版、2019年定価:1890円 264ページ 2023年は、先月AMORで特集した遠藤周作と同じ年に生まれた司馬遼太郎の生誕100周年にあたりま Continue reading
復活祭の音楽
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 復活祭の典礼では、イエス・キリストの復活の喜びに満ちた華やかな音楽が鳴り響きます。悔悛の季節として、音楽が制限されていた四旬節とは大きく異なります。 《 Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか〜2.東京のストーンサークル
森 裕行(縄文小説家) 鏡餅が縄文時代の蛇信仰と関わりが深いというお話を前回したが、神奈備型などの山は神山として昔から大切にされていた。有名な神山は三輪山だと思うが、近くの奈良盆地南部の大和三山もそうである。そんな奈良の Continue reading
『王の没落』
『王の没落』イェンセン:著、長島要一訳、岩波文庫、2021年定価:1,122円 412ページ 石川雄一(教会史家) 英文学といったらシェイクスピアやディケンズ、ドイツ文学といったらゲーテやトマス・マン、 Continue reading
妖怪の孫
連続在任2822日を誇った歴代最長在任総理大臣・安倍晋三氏が銃撃によって亡くなって8か月。安部氏は何をしたのか。そしてなぜ銃撃されることになったのか、政治の世界ではその検証もなされないまま、今も安部氏の影響下のもと、日本 Continue reading
シャルトリューズ
ベネディクト会、フランシスコ会、ドミニコ会、イエズス会など、カトリック教会には様々な修道会があります。そんな修道会の一つ、カルトジオ会(Ordo Cartusiensis)をご存知でしょうか。2014年に日本でも公開され Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~1.現代に息づく縄文文化
森 裕行(縄文小説家) 息苦しさを感じるこの時代の中で、13,000年続いたとも言われる縄文時代への関心が高まっている。4万年前くらいの洞窟での壁画の出来栄えなどから、今の私たちと心身ともに殆ど変わらないと言われる縄文人 Continue reading
『大使が語るジョージア: 観光・歴史・文化・グルメ』
『大使が語るジョージア: 観光・歴史・文化・グルメ』ティムラズ・レジャバ、ダヴィド・ゴギナシュヴィリ:著、星海社新書、2023年定価:1,540円 192ページ 石川雄一(教会史家) 今月のAMORはジ Continue reading
エンパイア・オブ・ライト
映画は私たちにさまざまなものを与えてくれます。その映画館でも多くの人が働き、そこにはさまざまな物語があるのではないでしょうか。映画館を舞台にした映画はないかなと考えていたのですが、まさに映画館で働く人たちの映画「エンパイ Continue reading