千葉希代子(絵本セラピスト®) 私が生まれ育ったところは、西武新宿線の下井草駅から徒歩20分くらいのところでした。 当時、駅の周りは家や建物も少なく、小麦畑やキャベツ畑があり、その先に教会の尖塔が見えておりました。その Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
裸足になって
人は誰しも夢に向かって生きています。その夢が実現しつつある時、ふとしたことで夢が夢と化し、不幸のどん底に至った時、どんな気持ちになるのでしょうか。それでも生き続けなければならないか、前を向こうとする少女の物語「裸足になっ Continue reading
CLOSE/クロース
なくしてしまって初めて大切だったと気づくことがあります。それは大切な友人であったり、自分にとっての宝物かもしれません。そんな大切なものを失って初めて自責の念にとらわれた少年を描いた映画に出会いました。 ベルギーの田舎町に Continue reading
シメイ
石川雄一(教会史家) 「夏はビールが美味しい季節だ」という言葉をよく聞きます。確かに、キンキンに冷やした日本の大手銘柄のビールは、夏に清涼感をもたらしてくれます。ですが、世界には、あまり冷やさずに飲む英国のエールやドイツ Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~5.子抱き土偶1/2~その愛と魂~
森 裕行(縄文小説家) 約5000年前の縄文の母子像が1968年八王子市で見つかった。故・江坂輝彌氏は「……子の母親の抱き方といい、乳児のあどけない表情といい、実に巧みに表現され、この作者は、稀にみる芸術性豊かな人であっ Continue reading
絵本の中の大切な仲間
三條真史(絵本セラピスト) だんだんと雨の日が増えてきて、室内で過ごす機会が多くなってきたかと思います。雨に対してはそれぞれの捉え方があると思いますが、私はふと立ち止まる時間をくれるなと思うことが多いです。絵本をじっ Continue reading
『古代オリエント全史――エジプト、メソポタミアからペルシアまで4000年の興亡』
『古代オリエント全史――エジプト、メソポタミアからペルシアまで4000年の興亡』小林登志子:著、中公新書、2022年定価:1210円(税込み) 336ページ 前回のbook-zoom-inでは、『アケメ Continue reading
フランジェリコ
石川雄一(教会史家) 頭巾を思わせる模様の入ったフランシスコ会の修道服風の茶色のボトルに、チングルム(腰帯)のような縄、歴史上の写本のような説明文が書かれたフランジェリコというお酒をご存じでしょうか。フランジェリコ(Fr Continue reading
新しいミサの賛歌について ―「ミサの賛歌」の歴史①
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 2022 年 11 月 27 日 (待降節第一主日) から、新しい「ミサの式次第と奉献文」が実施されています。それに伴い、新しいミサの賛歌(ミサ曲)が3 Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~4.旅する縄文人2/2
森 裕行(縄文小説家) 私は旅が好きである。自分の生育史を考えても自分は定住民と言えるだろうかと考える時がある。引っ越しも今まで15回はした。旅行も結構する。今回は10,000年前の栃原(とちばら)岩陰遺跡から見えてくる Continue reading