丹下和彦『ご馳走帖: 古代ギリシア・ローマの食文化』、未知谷、2023年、1980円。 マムレの樫の木の下での食事、過越の食卓、カナの婚宴、最後の晩餐など、聖書には印象的な食事の場面がいくつも描かれています。「上質の小麦 Continue reading

キリスト教に関する本の紹介
丹下和彦『ご馳走帖: 古代ギリシア・ローマの食文化』、未知谷、2023年、1980円。 マムレの樫の木の下での食事、過越の食卓、カナの婚宴、最後の晩餐など、聖書には印象的な食事の場面がいくつも描かれています。「上質の小麦 Continue reading
伊勢田奈緒『ジョン・ノックス スコットランド宗教改革の立役者』、日本評論社、2024年、4,950円。 いわゆる英国の一角を占めるスコットランドは、様々な点で、イングランドとは異なった国です。例えば、スポーツでイングラン Continue reading
アドルフ・フォン・ハルナック『マルキオン 異邦の神の福音』津田謙治訳、教文館、2023年、5060円 前回のbook-zoom-inでは、近代ドイツのプロテスタント神学を代表する偉大な学者ハルナックの伝記を紹介しました。 Continue reading
クルト・ノヴァク『評伝 アドルフ・フォン・ハルナック』加納和寛訳、関西学院大学出版会、2022年、4180円。 19世紀ドイツ・プロテスタント神学の代表者の一人であるアドルフ・フォン・ハルナックが正当に再評価されたのは、 Continue reading
キャスリーン・ウォーカー゠ミークル『中世ネコの暮らし―装飾写本でたどる』堀口容子訳、 美術出版社、2024年、2400円+税。 よく「イヌ派?ネコ派?」という質問を耳にします。イヌとネコはどちらも現在ではペットの代表的動 Continue reading
河崎靖『ドイツ語のことわざ: 聖書の名句・格言の世界』、松籟社、2023年、3200円+税。 聖書は名言、格言にあふれています。その影響はユダヤ=キリスト教世界のみならず、遠い日本文化にすら及んでいます。代表的なところで Continue reading
後藤里菜『沈黙の中世史――感情史から見るヨーロッパ』、ちくま新書、2024年、1,100円(税込) 文字を読み書きできない人が多く、学問や執筆が男性の聖職者や権力者によりほぼ独占されていた中世。その時代のほとんどの人の声 Continue reading
ボエティウス『音楽教程』伊藤友計訳、講談社学術文庫、2023年、1,360円+税 教育の場で「リベラルアーツ」という言葉が叫ばれるようになり久しいですが、その本来の意味をご存じでしょうか。「自由な」という意味の「リベラル Continue reading
片柳 弘史:著『あなたは あなたのままでいい とっておきの聖書のことば 23』、RIE:絵、 PHP研究所、2023年、96ページ K.S. イエズス会司祭の片柳弘史神父、画家のRIEさんによる『あなたは あなたのままで Continue reading
石井宏『モーツァルトは「アマデウス」ではない』、集英社新書、2020年、880円+税 石川雄一 (教会史家) 今回紹介する本のタイトル『モーツァルトは「アマデウス」ではない』とは、なかなか衝撃的ではありませんか。ピーター Continue reading
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