ママのばか(11)ほどよい母親のすゝめ

片岡沙織 最近の私の大きな悩みといえば、子どもたちの第1次反抗期です。もともと次男は母親に向かって「ばか」と叫ぶくらいですから、生まれたときから反抗期といえばそうなのですが、最近それはそれは顕著になってきました。長男も次 Continue reading


教皇フランシスコを思う――美しき人生に感謝!~~フアン・アイダル神父インタビュー~~①

復活祭の月曜日に届いた前教皇フランシスコの逝去の報。それから、3か月、4か月と時を経る中で、一方では喪失感、他方では、カトリック教会において第2バチカン公会議とその精神を、自身の個性と人柄を含めて、豊かに多彩に体現してく Continue reading


『私とアメリカ』――8年半の駐在生活の中の肌感覚

町田雅昭 私は5歳位の時に進駐軍下士官運転のフォード車で叔母と一緒に油壺にドライブに連れて行ってもらったことがある。高校3年の時に電車の中でアメリカ人に初めてカタコトで話しかけ、通じた経験で英語に自信を持った。しかし、「 Continue reading


【新連載】フランス・カトリシスムとは何か(1)フランス・カトリックの「退潮」!?

竹下節子 【著者プロフィール】 パリ在住の比較文化史家。カトリック信徒。著書に『パリのマリア』(筑摩書房)、『「弱い夫」ヨセフ』(講談社)、『キリスト教入門』(講談社)など多数。『カトリック生活』誌に連載「カトリック・サ Continue reading


力づける神 列王記上19章4-8節

佐藤真理子 彼自身は荒れ野に入り、更に一日の道のりを歩き続けた。彼は一本のえにしだの木の下に来て座り、自分の命が絶えるのを願って言った。「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありませ Continue reading


戦後80年を迎えて~ある学校の平和に纏わる宿泊行事について~

小澤遥(宗教科教員) 今年は戦後80年です。終戦から長い時間が経つことで、戦争経験者の方のお話を伺う機会が減り、積極的に戦争について考える時間を持たなければと感じています。 今の子どもたちは、戦後60年以降を生きています Continue reading


Doing Charity by Doing Business(27)

山田真人 前回は、螺旋状に進化していく教会の歴史の中で必要とされる社会司牧上の役割と、カトリック学校での活動を例にして、学生が活動の中で感じることのできるカトリック教会の役割について触れてきました。今回の記事では、前回の Continue reading