わたしはいつも最寄りの駅までバスを利用していますが、わたしの家とバス停の間には信号が一つあります。
通勤で毎朝歩いて信号のちかくまで来るとなぜか信号が赤になり、ほどなく前方右側からバスが来て信号を右折。
赤信号で立ち止まっているわたしの目の前をバスが通過していきます。
青信号に変わりあわてて走りますが、バスは無情にも行ってしまうことがよくありました。なんとなく、やっちゃったぁというか損した気持ちになります。
これが、いつもこのパターンだったのですが。
今朝、わたしの前の信号は赤信号。
また赤信号かと立ち止まろうとすると、信号は目前で青色に変わりました。
横断歩道を渡っていると、右側からバスが来て今度は赤信号の前で停車。
わたしはゆっくりとバス停まで歩きバスに乗ることができました。
その時思ったこと。
信号の状態は、わたしの意思ではどうすることもできない社会や人間関係を含めたわたしの周囲の縮図と考えてみました。
その信号の有り様に、わたしの感情が揺れ動きます。
でも思ったのは、信号はコントロールできないけど、わたしの感情は、わたしのもの。コントロールできる。
ちょっとした事で揺れることなく、おおらかに明るく感謝していれば、感情は振り回されない。
豊かに生きることができる。
そう思いました。
兎角、感情が先に動くわたしには難しいことですが、なるべくなるべく一呼吸おいてゆったりと過ごすことができればと。
信号を見て思いました。
あき(横浜教区)
私の家の前の信号も同じです。バスが行ってしまう後ろ姿を見る時は何とも言えないですね。その時はだいたい歩いて別の停留所に行くんですが、運動不足解消と思い直す。それがコントロールということなのかな・・・あるいは余裕のない生活を反省することで、しばらくは余裕のある生活になることか。でも、これが繰り返され・・・。感謝を忘れないは感情生活のかなめなんでしょうね。ありがとうございました。