特集74 それぞれのイエス・キリスト像


人の心に宿る神

12月はクリスマスの月。世の中にはイルミネーション、クリスマス・ツリー、サンタ・クロースなどが、この季節感を盛り立てています。そのなかで、AMORでは、神の御子、主イエス・キリストの訪れの意味を、わたしたちの心に問いかけていきたいと思います。

それは、イエスという方、その顔、その姿、その声を探し求める旅といってもよいでしょう。主の降誕を祝う教会の典礼で、聖書に基づいて思い起こされる降誕の神秘、神の子が人となられたという神の計画の真骨頂に目を向けながら、一人ひとりの心に宿るイエス・キリストの姿を尋ねてみたいと思っています。そこには、それぞれの時代の文学や音楽、映画の反映を見ることもできるでしょう。そのような作品との出会いも、いわば“私のイエス”への探求の糧となっていき、また、イエスに対する自らの問いかけや探求の跡を本に著した先輩方や同世代者との対話も、大切なものとなっていくでしょう。

キリスト教をベースとするこのAMORにとって、7年目の始まりに、ようやく取り上げる究極のテーマです。今回の特集がきっかけとなって、今後も文章を寄せてくださる方々を歓迎します。

なお、連載「聖歌の宝」最新の記事「クリスマスの聖歌」も、この特集と一緒にお読みになり、また音源をお聴きになっていただければ幸いです。

ドメニコ・ギルランダイオ『羊飼いの礼拝』(1485年、フィレンツェ、サンタ・トリニタ教会サセッティ礼拝堂所蔵)

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わたしのイエス

可愛い可愛い私の子

私のイエスさま

5歳の魂に刻まれたイエス

イエスを探し求める旅の友~~二つの書に注目

イエスの本当の顔は?

 


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