いよいよ教皇フランシスコが来日します。この訪問を待つ間、たびたび38年前のヨハネ・パウロ2世来日の記憶が語られています。初めての来日としての、あの驚きと喜びと関心の高かったことも。あの1981年からは少し相貌を変えた世界と日本と教会の状況を、今回のフランシスコの到来はどのように照らし出していくでしょう。
そもそも教皇が現代の中でもつ存在意義は、歴史の文脈の中でこそ光ってくるものでしょう。映画というメディアもそれに敏感に反応し、記録しています。先達の教皇たちのことを十分に思い起こしながら、そしてバチカンとアジアの関係史にも目を向けながら、この訪問を福音宣教の新たな機会とできるよう、迎える側のまなざしを研ぎ澄ませていきたいと思います。
教皇フランシスコ来日に向けて ・・・そもそもな点をいくつか・・・