キリスト教とお酒は切っても切り離せない関係にあります。ヨハネ福音書によればイエスが最初になされた奇跡はカナの婚宴で水をぶどう酒に変える出来事(ヨハ2・1〜11)であり、「最後の晩餐」では「新しい契約の血」である杯が回し飲 Continue reading

キリスト教とお酒は切っても切り離せない関係にあります。ヨハネ福音書によればイエスが最初になされた奇跡はカナの婚宴で水をぶどう酒に変える出来事(ヨハ2・1〜11)であり、「最後の晩餐」では「新しい契約の血」である杯が回し飲 Continue reading
『古代キリスト教と女性 その霊的伝承と多様性』 宮本久雄編著、教友社、2022年。定価:2000円+税 220ページ 19世紀に出現したフェミニズムは、思想や政治の世界だけでなく、学問の世界にも大きな影響を Continue reading
『白い病』カレル・チャペック:著、阿部賢一:訳、岩波文庫、2020年定価:580円+税 189ページ 石川雄一(教会史家) 2020年からの新型コロナウィルスの世界的な感染拡大を受け、疫病を扱った文学や Continue reading
『ギリシャ正教と聖山アトス』 パウエル中西裕一著、幻冬舎、2021年。定価:定価:960円+税 243ページ/新書 並製 キリスト教の教派は主にカトリック、プロテスタント、正教の3つに大別することができます Continue reading
『聖母マリアのカンティーガ―中世イベリアの信仰と芸術―』 菊地章太著、サンパウロ、2020年。定価:2100円+税 246ページ/A5判 並製 今日、スペインとポルトガルのあるイベリア半島は独自の興味深い文 Continue reading
石川雄一(教会史家) 聖書に登場する最も有名な女性の一人であるマグダラのマリアは、フラ・アンジェリコ(1395頃-1455)やエル・グレコ(1541-1614)の絵画をはじめ、シャルパンティエ(1643-1704)の音楽 Continue reading
『巨匠とマルガリータ』ブルガーコフ:著、水野忠夫:訳、岩波文庫、2015年定価:上1,070円+税 443ページ、下1,020円+税 403ページ 石川雄一(教会史家) 近・現代ロシアは文学史 Continue reading
教皇フランシスコが『ラウダート・シ』(2015)などで表明してきた環境への眼差しは、教会の環境意識を一変させる歴史的な業績と言えるでしょう。教会に関係のない一般の人々の間でも、SDGsに代表される環境意識が広がり、環境問 Continue reading
『女教皇ヨハンナ 伝説の伝記』 マックス・ケルナー/クラウス・ヘルバース著、藤崎衛/エリック・シッケタンツ訳、三元社、2015年。定価:3000円+税 230頁 第二バチカン公会議を開催したローマ教皇は聖ヨ Continue reading
皆様はベルギーと聞いて何を連想されますか? ワッフルやチョコといった甘味でしょうか、それともビールやムール貝といった独自の酒文化でしょうか。食文化の他にもベルギーは豊かな芸術文化の歴史があります。歴史的にはフランドルと呼 Continue reading
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