石井祥裕 16世紀のイエズス会宣教師ルイス・フロイス(Luis Frois, 生没年1532~97)は、大著『日本史』で知られる人。1562年来日、1564年から京都での布教に携わり、その後、京都や九州を拠点に活動し、織 Continue reading
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ミサはなかなか面白い 72 副文……「主の祈り」に続く祈りの意味
副文……「主の祈り」に続く祈りの意味 答五郎 さて、前回は「交わりの儀」の最初にある「主の祈り」について見たね。きょうは、それに続く部分、日本の『ミサ典礼書』、会衆用式次第でも「副文」という見出しがついている祈りをみよう Continue reading
ミサはなかなか面白い 71 ミサの中の「主の祈り」
ミサの中の「主の祈り」 答五郎 やぁ。「交わりの儀」に入って、前回はまず「交わりの儀」という呼び名に注目したね。かつては聖体拝領の部とも呼ばれていたところだが、ただ尊いものを自分が拝領する、受け取る、というだけでなく、ほ Continue reading
現代型「典礼聖書」50年
石井祥裕 聖書は半世紀前からすでに新時代に入っていた! ――このことを気づかされる2019年の幕開けです。カトリック教会での現在の聖書模様に目を向けてみましょう。 一つの書物としての聖書と朗読箇所としての聖 Continue reading
ミサはなかなか面白い 70 「交わりの儀」という呼び名
「交わりの儀」という呼び名 答五郎 やあ、おめでとう。新年もよろしく! 問次郎・美沙 おめでとうございます。今年もよろしくお願いします! 答五郎 さて Continue reading
ミサはなかなか面白い 69 キリストによって キリストとともに キリストのうちに
キリストによって キリストとともに キリストのうちに 答五郎 降誕祭も終わり、すっかり年末気分かな。奉献文の旅も、ようやく最後の部分、栄唱だ。 問次郎 はい。待っていました。ぼくは結構ミサをク Continue reading
ミサはなかなか面白い 68 結びの栄唱の前に思うキリストの恵み
結びの栄唱の前に思うキリストの恵み 答五郎 さて、世の中は、クリスマスモードだけれど、われらはミサの旅を続けよう。奉献文の締めくくりの部分に近づいているのだけど……。 問次郎 はい。そのあとに Continue reading
ミサはなかなか面白い67 「心に留めてください」……生者と死者のメメント
「心に留めてください」……生者と死者のメメント 答五郎 こんにちは。奉献文の旅も終盤に近づいているところで、いわゆる「取り次ぎの祈り」と呼ばれているところを見てきたね。 問次郎 「取り次ぎ」と Continue reading
明治150年追憶の庭 横浜外国人墓地を訪ねて
明治の宣教師の墓がたくさんありそう、という知識で一度、行きたかった横浜外国人墓地をこの11月23日、初めて訪ねてきました。今も生きている墓(つまり新しい故人が葬られる場所)であるため、ふだんは非公開なのですが、週末や祝日 Continue reading
ミサはなかなか面白い 66 すべての時代の聖人とともに
すべての時代の聖人とともに 答五郎 さて、一年も残すところあとひと月半。どこでも「平成最後の」といわれるね。典礼暦年も押し迫ってきた。我らが奉献文の旅もようやく終盤に入りそうだよ。前回は…… Continue reading