祝福はすそ野、感謝は頂点 答五郎 こんにちは。11月も半ばだね。日本の教会では、あることが行われる時期だけれども、なんだろう? 美沙 教会の11月は「死者の月」とされているので、墓参りでしょ Continue reading
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ミサはなかなか面白い 90 ミサは祝福であふれている
ミサは祝福であふれている 答五郎 こんにちは。連載が始まってもう3年。回も重ねて90回。 美沙 人間でいえば「卒寿」ですね。 答五郎 卒業が近いということかな(笑 Continue reading
ミサはなかなか面白い 89 閉祭もまたミサの真骨頂
閉祭もまたミサの真骨頂 答五郎 こんにちは。さて、話の流れが大きく展開してきたのだけど、どこから歴史の話になったのかな。 問次郎 はい、76回目と77回目のところで聖体拝領前の信仰告白のことば Continue reading
初ものづくしの教皇
フランシスコ教皇は、選出の瞬間から、南米出身初、イエズス会出身初、そして、フランシスコを名前とする初の教皇として一躍注目を浴びました。その人物について見る前に、まず教皇とはどのような存在かについて簡単におさらいしてみまし Continue reading
100年の福音宣教論から見た『福音の喜び』
石井祥裕(典礼神学者) 決して新しいものではない 教皇フランシスコが、実質的に自身の理念を言葉にしたといえるのが、2013年11月24日付で発表された使徒的勧告『福音の喜び』(Evangelii Gaudium)です。前 Continue reading
ミサはなかなか面白い 88 多言語時代の典礼言語
多言語時代の典礼言語 答五郎 さて、ミサの式次第に沿って「交わりの儀」のところから、聖体拝領の歴史や、最近は、典礼言語の問題まで入って、16世紀から20世紀までを見てきたところだ。 問次郎 そして、意外にも Continue reading
ミサはなかなか面白い 87 国語化への希求はずっと前から
国語化への希求はずっと前から 答五郎 さて、ミサの式次第に沿ってみてきた流れで、ここのところの典礼の歴史全般にも通じる感じになってきたね。先週は、ラテン語か諸国語かという問題を、宗教改革との関係でも見たのだったね。 &n Continue reading
ミサはなかなか面白い 86 ラテン語か諸国語か
ラテン語か諸国語か 答五郎 前回から16世紀の話に入った。キリスト教の歴史の中でも大きな出来事があった時代だったね。 問次郎 世界史でも学ぶ宗教改革やトリエント公会議のことですからね。でも、あ Continue reading
ミサはなかなか面白い 85 「聖餐」というセンスも大事
「聖餐」というセンスも大事 答五郎 「交わりの儀」の話から、聖体拝領やミサ全般の歴史を振り返る話になってしばらくなるけれども、前回は、中世全般を通じてミサが様変わりしたことを見たね。それは、カトリック教会としては、現在の Continue reading
戦争と神父(1)ブスケ神父の事跡と殉難
パリ外国宣教会のシルベン・ブスケ神父。その名は、幼いイエスの聖テレジア(リジューの聖テレジア)を敬愛する人々の心に聖なる響きとともに深く刻まれている。1911年、『小さき花』と題して、この修道女の自伝を翻訳して日本で初め Continue reading