初ものづくしの教皇

フランシスコ教皇は、選出の瞬間から、南米出身初、イエズス会出身初、そして、フランシスコを名前とする初の教皇として一躍注目を浴びました。その人物について見る前に、まず教皇とはどのような存在かについて簡単におさらいしてみまし Continue reading


ミサはなかなか面白い 87 国語化への希求はずっと前から

国語化への希求はずっと前から 答五郎 さて、ミサの式次第に沿ってみてきた流れで、ここのところの典礼の歴史全般にも通じる感じになってきたね。先週は、ラテン語か諸国語かという問題を、宗教改革との関係でも見たのだったね。 &n Continue reading


ミサはなかなか面白い 85 「聖餐」というセンスも大事

「聖餐」というセンスも大事 答五郎 「交わりの儀」の話から、聖体拝領やミサ全般の歴史を振り返る話になってしばらくなるけれども、前回は、中世全般を通じてミサが様変わりしたことを見たね。それは、カトリック教会としては、現在の Continue reading


戦争と神父(1)ブスケ神父の事跡と殉難

パリ外国宣教会のシルベン・ブスケ神父。その名は、幼いイエスの聖テレジア(リジューの聖テレジア)を敬愛する人々の心に聖なる響きとともに深く刻まれている。1911年、『小さき花』と題して、この修道女の自伝を翻訳して日本で初め Continue reading