小林珍雄~~バチカンとカトリシズム紹介の大先達

石井祥裕 バチカン関連の書籍を探していて、小林珍雄(こばやし・よしお。生没年1902~80)の著作が三冊も見つかった。『カトリック大辞典』の編集者として知られていた名だったが、このたび初めてその生涯と業績の全貌を把握する Continue reading


ミサはなかなか面白い 64 聖別のところで響く鐘

聖別のところで響く鐘   答五郎 こんにちは。ここまでだいぶ奉献文の中心というか、クライマックスにあたるところをずっと見てきたね。イエスの最後の晩餐のときのいわゆる聖体の秘跡の制定のことば、聖別といわれるところ Continue reading


ミサはなかなか面白い 63 何を、わたしたちは、ささげます?

何を、わたしたちは、ささげます? 答五郎 こんにちは。奉献文の核心部分にさしかかって、前回は、第2奉献文でいえば、「わたしたちはいま、主イエスの死と復活の記念を行い、ここであなたに奉仕できることを感謝し、いのちのパンと救 Continue reading


ミサはなかなか面白い 62 「わたしたちはいま、記念を行い」

「わたしたちはいま、記念を行い」 答五郎 奉献文は、山のようだ。今は頂点ともいえるところにさしかかってきた。「信仰の神秘」「主の死を思い、復活をたたえよう」という対話句について見てきたが、きょうは、その次のところを見るこ Continue reading


ミサはなかなか面白い 61 「主の死を思い、復活をたたえよう」

「主の死を思い、復活をたたえよう」 答五郎 さて、ここの話も、ミサの頂点ともいえる奉献文、そのさらにまた頂点でもある対話句にさしかかったね。「信仰の神秘」をまず考えたが、こんどは会衆の応唱を見ていこう。   & Continue reading