様々な利害が入り乱れる政治の世界において、倫理や理想を重んじるのではなく、目標を達成するためには手段を択ばない姿勢のことを「マキャヴェッリズム」と呼びます。「現実政治」の場においては不可欠なマキャヴェッリズムの名は、ニッ Continue reading

様々な利害が入り乱れる政治の世界において、倫理や理想を重んじるのではなく、目標を達成するためには手段を択ばない姿勢のことを「マキャヴェッリズム」と呼びます。「現実政治」の場においては不可欠なマキャヴェッリズムの名は、ニッ Continue reading
石川雄一(教会史家) リシュリュー枢機卿は世界史上最も有名な枢機卿の一人ではないでしょうか。ルイ13世の時代に政権を握っていたリシュリュー枢機卿は、対抗宗教改革の推進と教会の風紀改善に着手した聖職者であり、フランスの脱封 Continue reading
世界各地でウィスキーは作られていますが、特に、スコットランド、アイルランド、カナダ、アメリカ合衆国、そして日本は五大ウィスキーの産地と呼ばれています。中でも、スコットランドのスコッチとアメリカ合衆国のバーボンは、ウィスキ Continue reading
石川雄一(教会史家) 古代末期に著されたエゲリアの『聖地巡礼記』から今日のSNSにいたるまで、古今東西の巡礼者たちは巡礼の体験を文字にして人々に伝えてきました。その中には『エゲリア巡礼記』のように邦訳があるほど有名なもの Continue reading
12月25日はクリスマス!イエス様の誕生をお祝いする日です。イエス様の誕生に関する物語で印象深い場面は人それぞれ色々とあるでしょうが、中でも羊飼いや東方の三博士による幼児イエスの礼拝は欠かせません。アッシジの聖フランシス Continue reading
河崎靖『ドイツ語のことわざ: 聖書の名句・格言の世界』、松籟社、2023年、3200円+税。 聖書は名言、格言にあふれています。その影響はユダヤ=キリスト教世界のみならず、遠い日本文化にすら及んでいます。代表的なところで Continue reading
後藤里菜『沈黙の中世史――感情史から見るヨーロッパ』、ちくま新書、2024年、1,100円(税込) 文字を読み書きできない人が多く、学問や執筆が男性の聖職者や権力者によりほぼ独占されていた中世。その時代のほとんどの人の声 Continue reading
ボエティウス『音楽教程』伊藤友計訳、講談社学術文庫、2023年、1,360円+税 教育の場で「リベラルアーツ」という言葉が叫ばれるようになり久しいですが、その本来の意味をご存じでしょうか。「自由な」という意味の「リベラル Continue reading
石井宏『モーツァルトは「アマデウス」ではない』、集英社新書、2020年、880円+税 石川雄一 (教会史家) 今回紹介する本のタイトル『モーツァルトは「アマデウス」ではない』とは、なかなか衝撃的ではありませんか。ピーター Continue reading
石川雄一(教会史家) ブーツの形をしたイタリア半島の先にあるシチリア島は、世界遺産やレモンなどで有名でしょう。そんなシチリアは「イタリアの中でも特に独自の文化を有する地域」として、日本人観光客にも人気の旅行先となっていま Continue reading
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